LVMH、2019年国際障害者デーに際し、メゾンが率いる複数のイニシアティブを通じての障害者雇用促進とアクセス向上の取組みを強調

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LVMHグループにとって、ダイバーシティは欠くことのできない創造力の源泉であり、中核的な価値観です。LVMH は全従業員の個性を尊重する、インクルージョン文化の確立を強く推し進めています。2019年の世界障害者デーにあたり、LVMHは障害者の雇用促進とアクセシビリティ向上の取組みについて、世界中のLVMHのメゾン主体の活動にスポットライトを当てながらご紹介したいと思います。

社会的背景やこれまでのキャリアの多様性を促進することは、LVMHの人事政策の中心にある姿勢です。LVMHグループでは、肌の色、性別、宗教、政治的信念、国家または社会的な起源、年齢、障がい、労働組合、性的指向または性同一性などに関わらず、すべての従業員が自らの権利を享受できることを保証します。

一時的か長期的かの違いはあるとしても、誰もが障害に関係する問題に関心を持ちます。そして、障がいのある人をサポートすることは、LVMHの企業としての社会的責任理念の中心です。グループがどこにあろうと、誰もが店舗、施設、通信、製品、サービスを利用できるというアクセシビリティは、優先事項です。アクセスを積極的にサポートすることで、LVMHは、従業員の日常生活とお客様へのサービスの質を高めてまいります。

「インクルーシブな組織を作り上げることは、人間的な観点から急務であり、責任ある企業市民としての役割を果たすために不可欠なことです。」シャンタル・ガンペルレ (LVMH人事・シナジー部門エグゼクティブ・バイスプレジデント) はこう語ります。

LVMHは今年の国際障害者デーを記念し、傘下のメゾンが展開する、障害を持つ人々の雇用の促進や、LVMHのメゾンが提供する施設、製品、サービスへのアクセシビリティ向上のためのイニシアティブにスポットライトを当てています。

フランスのフォンダシオン ルイ・ヴィトンは、障害に関係なくすべての人々を迎えられるようにデザインされています。障害のある方と同行の方に対して、無料で優先アクセスが提供されます。触知地図、仲介チームの教育、障害のある方のための特別な設計により、同館では作品をより楽しんでいただきやすくなっています。メルシエ シャンパンハウスでは、ビジター受付チームのうち2名が手話の研修を受けました。

イタリアでは、ブルガリ、フェンディ、ロロ・ピアーナのいずれのメゾンでも、ワークステーションを特別に適応させることにより、障害者の雇用確保と維持をサポートしています。カナダでは、11月にGuerlainが障害者も利用可能なスパを開設しました。

このような影響力のある、実社会でのイニシアティブは、組織のすべてのレベルで障害のある人々の参加を継続的に促進するという、LVMHグループの率先的な姿勢を反映するものです。