ロエベが、英国の陶芸家ウィリアム・ド・モーガンからインスピレーションを得たプレタポルテ・コレクションを発表
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© Loewe
ロエベのクリエイティブ・ディレクター ジョナサン・アンダーソンは、英国の陶芸家ウィリアム・ド・モーガンの幻想的な世界からインスピレーションを得たカプセル プレタポルテ・コレクションをデザインしました。
英国のアーティストであるウィリアム・ド・モーガンが制作した陶器とガラス製品は、1860年代の英国における装飾芸術に多大な影響を与えました。ド・モーガンは、陶製タイルに釉薬、焼成、彩色を施す革新的な方法を開発し、アーツ・アンド・クラフツ運動で主要な役割を果たしました。
ド・モーガンは、幻想的な作品と花々をモチーフとしたアラベスクでも有名です。こうした豊かな想像力が、ロエベのクリエイティブ・ディレクターであるジョナサン・アンダーソンのインスピレーションの大きな源となりました。「私にとって、ウィリアム・ド・モーガンをテーマとすることは極めて当然の成り行きでした。彼はアーツ・アンド・クラフツ運動における偉大な貢献者であり、当時における真の夢想家でした」
今シーズンのロエベのプレタポルテ・コレクションでは、想像力が大きく花開き、日常生活との魅惑的な融合を成しています。コートに飾られたウール製のドラゴンの尾をはじめ、ブラックレザージャケットの背中にプリントされたドードーや、インディゴ、セルリアン、グリーンのピーコックプリントを施したトレンチコートなど、様々な動物のモチーフがアイテムを彩っています。
アイコニックな「パズル」、「ハンモック」、「ゲート」バッグには、鳥の羽根と花々をモチーフとした刺繍やレザーパッチワークが用いられています。ド・モーガンの卓越した技術を再解釈したこのコレクションが、ロエベの創造力に息づく極上のサヴォアフェールを再び明らかにします。
メゾンは、ウィリアム・ド・モーガン コレクションの発表に合わせ、最近の英国アカデミー賞で栄誉を手にした映画監督ニーナ・ガンツによる映像も公開します。『カワウソの物語』と題するこの短編映像には、ウィリアム・ド・モーガンが描いた動物たちと共に、ロエベのモデルたちも登場してコレクションのアイテムを着用し、ロエベとド・モーガンが共有する才能とクリエイティビティの世界へといざないます。