LVMHメティエダール、2021年のアーティスト・イン・レジデンスにエヴァ・ニールセンを迎える

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LVMH Métiers d'arts

LVMHメティエダールの2021年アーティスト・イン・レジデンスプログラムに、 LVMHはフランス系デンマーク人の画家エヴァ・ニールセンを選びました。2021年1月から6か月間、エヴァ・ニールセンは、カーフレザーのなめし技術と仕上げの卓越したサヴォアフェールで知られるTanneries Roux(タヌリールー)と、ヨーロッパで革新的な両面印刷技術を開発したシルクプリントのアトリエTwinpix(ツインピックス)の職人たちとコラボレーションします。2つのマニュファクチュールはフランスのドローム県に位置しています。

Léa Chauvel-Lévy(レア・ショーベル=レヴィ)監督によるLVMHメティエダールによるアーティスト・イン・レジデンス プログラムは、主要な芸術的プロジェクトのインスピレーションの源として、類まれな品質で知られる生産者の素材やサヴォアフェールを活用する機会を提供します。同時に、このプログラムは職人とアーティストのビジョンを結び付けることで、彼らの創造力や革新性を刺激します。2021年前半、アーティスト、エヴァ・ニールセンはレザーとシルクを組み合わせたアート作品を制作します。

現在37歳のエヴァ・ニールセンは、2009年にパリ国立高等美術学校を卒業しました。数々の権威ある賞を受賞したエヴァは、2017年にはGrand Prix de la Tapisserie d’Aubusson(オービュッソンのタピスリー大賞)を受賞し、それ以来、フランスや海外で共同していくつもの展示会を実施してきました。エヴァの作品は、パリ(Galerie Jousse Entreprise ギャラリー・ジュース・エンタープライズ)、イスタンブール(The Pill ザ・ピル)、チュニジア、およびロンドン(Selma Feriani セルマ・フェリアーニ)のモノグラフ・エキジビションにも展示されており、公的および民間の複数のコレクションにも参加しています。

「毎年、LVMHメティエダールによるアーティスト・イン・レジデンス プログラムでは、アーティストに対して、唯一無二の品質で知られるメーカーと密に連携する6ヵ月の冒険的な時間を提供しています。今年はエヴァ・ニールセンとレザーとシルクといった異なる素材を扱う2つのマニュファクチュールの出会いを演出することができ特にうれしく思います。エヴァとTanneries RouxおよびTwinpixのチームが新たな人々に刺激的で創造的な時間を提供し、この出会いの成果を見出すことを楽しみにしています。」とジャン-バチスト・ヴォワザン(LVMHグループ チーフ・ストラテジー・オフィサー兼LVMHメティエダ―ル理事長)は述べています。