Louis Vuittonは、パリのランウェイ
体験の続きの第二部を上海で
開催しました。

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Louis Vuittonは、パリでの華やかなショーのストーリーの第二部を上海で開催しました。メゾンと完璧に共鳴する旅を象徴した水路、黄浦江にある造船所の修繕ドックにて、2021年春夏ウィメンズコレクションの幕が開けました。パリで発表したコレクションに加え、19のコレクションがこの上海スピンオフのためだけにデザインされました。

ゲストはシャンデリアの魅惑的な光のもと、セレモニー、陰謀、囁き、官能的な魅力が吹き込まれた「時のグランバル(仮面舞踏会)」に招待されました。ニコラ・ジェスキエールは、ドラマシリーズ『Irma Vep (原題) 』でオリヴィエ・アサヤスの衣装デザインを手掛けた後、ヴァンパイアの姿からインスピレーションを受けています。メゾンのウィメンズコレクション アーティスティック・ディレクターは、さまざまな時代に溶け込んだクチュールのアプローチを取り入れ、世代の融合を表現しました。

上海スピンオフのためだけに特別にデザインされた19のコレクションが、パリ・コレクションのワードローブに加わりました。そのうち4つのコレクションでは、上海のためだけに制作された3種の限定バッグの1つ、アイコニックなモチーフをあしらった「ループ」が展開されました。このトリオはレーザーカットレザーを使用したDauphineとPetite Malleで完成されています。

Louis Vuittonのコアバリューであるタイムレスと継承の精神が、ともにこの新しいエピソードの中核をなしています。19世紀のビーズが1990年代のジーンズと出会い、ボンバージャケットはコルセットと組み合わされ、刺繍ドレスは1920年代からインスピレーションを受け、ワードローブが再解釈されています。軽くて優美なシルエットのクリノリンドレスが Louis Vuittonのデビュー作を彷彿とさせ、創設者の生誕200周年にオマージュを捧げています。

今シーズン、ニコラ・ジェスキエールは相反する2つの力によって生じる緊張感を追求しました。このアプローチでは、革新が伝統を守り、都会的なワードローブが儀式的な装いをまとい、解体が建設を可能にしています。