モワナがパリの中心でサヴォアフェールの170年周年を祝福

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卓越したサヴォアフェールとその製品のタイムレスなエレガンスで知られる モワナが、2019年に170周年記念を迎えます。この節目は、このトランクメーカーにとって、メゾンが生まれ、常にインスピレーションを受けてきた街であるパリと密接に結びついた豊かな歴史を祝福する絶好の機会と言えます。  

1850年代は、フランスの首都にとって刺激的な活気に満ちた時代でした。バルザックやビクトル・ユゴーの生きた時代、パリは大再開発の真っただ中でした。ジョルジュ・オスマン男爵が推進した都市開発によって街は変革し、独特な建築的アイデンティティを形成。パリに初めて鉄道輸送システムが登場し、街はブティックの黄金時代を迎えました。光の都パリは、フランスの地方や外国からショッピングに熱心な裕福な顧客を誘致し、そのラグジュアリーとファッションの都としての評判を確立しました。

ポーリーヌ・モワナは、故郷のサヴォイ地方からパリに着いてすぐに、旅行の新たな様式の発展によって生まれた可能性に気付きました。モワナは、1849年にトランクの製作を開始。1869年には、後のオペラ通り1番地にブティックをオープンします。オスマン男爵が開始した改造事業を経てパリの最も伝説的な通りの1つに進化した場所です。この一等地のブティックが、トランクと旅行用品のマニュファクチュール、メゾン モワナとなりました。このトランクメーカーは、職人のサヴォアフェールをエクセレンスの極みにまで高める継続的な革新の道を歩むとともに、パリの街と現代の旅行の変革に寄り添ってきたのです。

その170周年を祝し、メゾン モワナはニュースペーパー「Voyageur」を年4回発行し、ブティックで提供します。モワナ創設の年を思い起こさせることを狙って、創刊号では初めてモワナ ブティックがオープンした1869年をふり返ります。第2号は、エッフェル塔が落成し、モワナも参加したパリ万博が開催された1889年です。

さらに、モワナはこの記念の年を、Macaron Mini Vanity(マカロン・ミニ・ヴァニティ)、Limousine Mini Vanity(リムジン・ミニ・ヴァニティ)、Stone Mini Vanity(ストーン・ミニ・ヴァニティ)、Mini Sphère Métallique(ミニ・スフィア・メタリーク)などの特別なコレクションで飾ります。

モワナの170周年記念祝賀には、メゾンのサヴォアフェールと哲学を伝えるパリの伝統へのオマージュが込められています。パリのルネサンス真っただ中に創業したモワナは、その後もパリのアヴァンギャルドからインスピレーションを受け続け、個性的なラグジュアリーレザーグッズのメーカーとしてその航海を未来へと導いていきます。