モエ ヘネシーが世界規模で取り組む、新型コロナウイルス感染症 (Covid-19) と闘う医療従事者へのサポート

フランスでは、コニャック業界の重鎮としてその起源である同名の地方を牽引するヘネシーが、手の消毒剤、マスク、医療用の白衣やアルコールを地元の医療施設へ寄付し、コニャック地方における公衆衛生対策に直接企業として、また共同的支援に参加する形で貢献しています。メゾンはさらに、地域経済のエコシステムを守ることに尽力し、立場の弱いパートナーも保護されるよう、支払い期間の短縮、発注の確約、ブドウ栽培業者とのより強固な連携を維持する、といった対策をとっています。

シャンパーニュ地方においても、LVMHのメゾンは積極的に支援に取り組んでいます。ヴーヴ・クリコは、自社在庫のマスクと保護用メガネをランスにあるメゾン・ブランシュ病院へ提供。またモエ・エ・シャンドンは、こうした装備等の寄付に加え、ブドウ収穫期の季節労働者用施設を医療従事者が使用できるよう提供するとともに、オーバン・モエ総合病院で働くチームへ毎日朝食を届けています。

アメリカでは、ワシントン州に拠点を置くウッディンビルのウィスキー蒸留所が、高濃度アルコールから数千リットルのエタノールを製造。地域のために手の消毒用ジェルを生産し、病院などの施設や州管轄の機関、社会的弱者の人々へと寄付しています。このジェルはモエ ヘネシー ノースアメリカやそのパートナーへも供給されています。

モエ ヘネシー USAは、全米バーテンダー組合と全米レストラン協会教育財団（NRAEF）への財政支援を通じて、失業した人々をサポート。公衆衛生の危機で大打撃を受けているバーとレストラン業界への支援は当然の使命であるとして、積極的に取り組んでいます。

オーストラリアでは、シャンドンが手指用消毒剤を製造し、従業員とその家族へ配布するとともに、アルゼンチンの地域コミュニティへも寄付しています。

ポーランドでは、ベルヴェデールが2つの支援策により、手指用消毒剤の生産に貢献しています。まず1つ目として今週、ジェルの生産設備を持たないベルヴェデールは、消毒用途に使用される70%のアルコールボトル(1L)を数千本製造し地元のコミュニティへ寄付する予定です。そして2つ目に挙げられるのは、ポーランド最大規模の慈善団体の1つとのパートナーシップ構築に向けた取り組みです。ベルヴェデールから、消毒剤の製造許可を受けた下請け企業へ純アルコールを寄付し、生産された消毒剤が養育施設やホスピス、医療センターなど、必要とされる各施設へ慈善団体を通じて配布されるという仕組みを目指しています。

モエ ヘネシーのCEOを務めるフィリップ・シャウスは、ワイン & スピリッツ部門のメゾンが進めている数々の支援事業を称え、こう述べています。「世界中に点在する私たちのチームが、見事な助け合いの連帯精神によって危機に立ち向かっています。規模の大小に関わらず、あらゆる貢献に計り知れない価値があります。我々が一丸となることで、他にはない違いを生み出すことができるでしょう。支援に参加くださっている皆さんに感謝いたします。」