フォンダシオン ルイ・ヴィトンがあなたの家までアートをお届けします!

その他の活動

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新型コロナウイルスの拡散を防止するために世界中で自宅隔離が広がっていることを受け、フォンダシオン ルイ・ヴィトンは特別イベントプログラムを発表します。同館はロックダウン措置によって閉館していますが、来館者が自宅で素晴らしいアート体験を楽しめるように、文化の発信手段を見直しました。どんな状況であってもアートと文化を広め続けるフォンダシオン ルイ・ヴィトンでは、アートを愛好する皆様に、同館の展示会、音楽イベント、そしてアーティストを(再)発見していただきます。

 

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の健康危機により、美術館、博物館、映画館、劇場、コンサート会場のイベントに足を運べない状況が続いています。そこで、アートの促進を使命とするフォンダシオン ルイ・ヴィトンでは、フランスのロックダウンに合わせてプログラムを調整いたしました。皆様がフォンダシオン ルイ・ヴィトンにご来館いただけなくなった今、同館の方から皆様にアートをお届けします!

フォンダシオン ルイ・ヴィトンは2014年創設とまだ若い施設ですが、同館にゆかりのある偉大なアーティストの作品や素晴らしいイベントを一般の方々に毎週ご堪能いただきます。「#FLVfromhome」プロジェクトで特集されるのは、ライブイベント、インタビュー、コンサートの再放送、展示会ガイドツアー、そしてマスタークラスです。フォンダシオン ルイ・ヴィトンはSNSページから毎週、平時の多様なプログラムを反映した3つのコンテンツを配信します。

© Fondation Louis Vuitton

プログラムは4月初旬から開始します。第一弾は、4月8日水曜日午後6時(パリ時間)に紹介する ダニエル・ビュランのサイト・スペシフィック作品「Observatory of Light(光の観測所)」。2016年5月から2017年5月まで1年間展示されたこの作品は、フォンダシオン ルイ・ヴィトン全体を対象としたもので、フランク・ゲーリーの設計による建物と見事に調和しました。水曜日の動画配信では、ダニエル・ビュラン、フォンダシオン ルイ・ヴィトンのアーティスティックディレクターを務めるスザンヌ・パジェ、そしてプロジェクトエンジニアのニコラ・パスカルを迎え、同展の起源および準備を回想します。

4月10日午後8時30分には、作曲家スティーヴ・ライヒの作品を演奏した素晴らしいコンサートを配信します。ミニマル・ミュージックの先駆者であるスティーヴ・ライヒは、コリン・カリー・グループとシナジー・ヴォーカルズが自身の代表作を演奏する際に積極的に関与しています。録音は2017年12月2日にフォンダシオン ルイ・ヴィトンのコンサート会場で行われ、演奏後にスティーヴ・ライヒとコリン・カリーのインタビューが続きます。

© Fondation Louis Vuitton

週末を飾るのは、4月12日日曜日午後5時30分に配信される、ゴーティエ・カプソン率いる「Classe Excellence de Violoncelle」第2期卒業生たちのコンサートです。6人の新鋭チェロ奏者は、フランス内外のオーディションで選出され、世界的な名チェリストの数か月に及ぶマスタークラスに招待されました。同プログラムの締めくくりとして、彼らはゴーティエ・カプソンと共にコンサートを演奏します。

#FLVfromhomeのイベントに関する詳細は、フォンダシオン ルイ・ヴィトンのウェブサイト、Facebookページ、YouTubeチャンネルからご覧ください。