エディ・スリマンは自らがセリーヌで初めて手掛けた「セリーヌ オート パフューマリー コレクション」により、「クチュリエ パルフュムール」の伝統に回帰します

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エディ・スリマンは セリーヌ のアーティスティック・ディレクターへの就任に続き、メゾンで初めて手掛けたパフューム コレクションを発表しました。本作でエディ・スリマンは「クチュリエ パルフュムール」の伝統を踏襲し、自らのシグネチャーである様式的なデザインコードに則った極めて個人的なフレグランス11種類を考案しました。

セリーヌによる新たなパフューム コレクションは、独自のアイデンティティを確立したフランスの高級パフューマリーのノウハウが具現化されています。セリーヌのアーティスティック・ディレクター、エディ・スリマンは自らの世界観を再構築し、自身の大切な場所や時間、人の思い出を抽出しました。それぞれのパフュームの名称と構成は、クチュリエが抱き続けた思い出が土台となっています。

さらに、パフュームの制作にあたりエディ・スリマンがメモに書き留めたインスピレーションの源が、「パラード」や「サン・ジェルマン・デ・プレ」、「ダン・パリ」、「コロン・フランセーズ」といったパリならではの洗練性を感じさせるパフュームの名称となりました。女性的な香りと男性的な香りをあえて区別せず、互いに調和し、融合するジェンダーレスなコレクションは、フレンチクラシシズムの神髄を表現しています。

また、エディ・スリマンがパフューマ―としてデビューするにあたり大切にしてきたパウダリーなノートが11種のクリエーションの共通する核となっています。この象徴的な香りが複雑かつ洗練された香りで構成されたそれぞれのフレグランスで表現され、あえてシンプルな構成にすることで、一時の流行で終わらせない工夫が凝らされています。

さらに、エディ・スリマンはモダニストの精神に則ったボトルデザインも手掛け、フランスのガラス製造における素晴らしい伝統を礎に長方形の小瓶を考案しました。

11種類のパフュームのうち9品は10月末からパリのサントノレ通り390番地にあるセリーヌ オート パフューマリー ブティック1号店にて販売が開始されます。すべてのコレクションは、セリーヌブティックでの限定販売です。