ロエベ x 『千と千尋の神隠し』

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ロエベは、スタジオジブリとのコラボレーション第二章を発表しました。『となりのトトロ』からインスピレーションを得たコレクションの成功から数ヶ月後、スペインのメゾンのクリエイティブ・ディレクターであるジョナサン・アンダーソンは、忠誠心と友情を讃えたアニメーション映画『千と千尋の神隠し』を記念した特別なカプセルコレクションを創り出しました。

2001年に宮崎駿が監督したカルト映画のファンタジー世界に入り込むような、服やアクセサリーを取り揃えています。それぞれのアイテムには、スタジオジブリが第75回アカデミー賞長編アニメーション賞を受賞した映画に登場するキャラクターが描かれています。

ロエベの職人は、素材やテクスチャーの遊び心でキャラクターに命を吹き込んでいます。幼い主人公の千尋、不思議なハク、魔法使いの湯婆婆、顔のない精霊カオナシ、ハエドリは寄木細工や刺繍で表現され、すすの妖精のススワタリはポンポンやバッグとして解釈されています。日本の伝統的な技法である、藍染めの端切れを縫い合わせて作る「ぼろ」にインスパイアされた作品もあります。

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写真家ユルゲン・テラーが撮影したこのキャンペーンには、歌手でパフォーマーのデュア・サレーとモデルのキット・バトラー、ヒョンジウ・シン、ミカ・アルガナラズが起用されています。どの画像にも遊び心のある影が際立つように表現され、『千と千尋の神隠し』の現実からファンタジーの世界へと誘いこまれるような気持ちがよみがえります。

最新のコレクションは、ロエベ財団によるスタジオジブリへの支援を通じて始まった対話を引き継いでいます。当財団は、アニメーションに関連する文化活動および展覧会を維持するために、3年間に渡って、徳間記念文化財団への資金援助を行っています。シーラ・ロエベの指揮により、詩、ダンス、写真、デザイン、工芸の分野で、創造性の促進、教育プログラムの企画、文化遺産の保護に取り組んでいます。

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