オープンイノベーションプログラム 「DARE」、東京で初開催

LVMH

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日本初開催! オープンイノベーションと人材開発の融合を目的とした「DARE」が東京にやっ てきました。プロジェクト テーマは“ラグジュアリーブランドのリテールの未 来”。 60名ものLVMH社員とともに15名の学生たちが参加しました。今回、7人の学生 をフィーチャーし、それぞれのストーリーをお届けしていきます。

2019年11月。3日間にわたり開催された「DARE TOKYO」。 DAREとは「破壊(Disrupt)、行動(Action)、冒険(Risk)して起業家 (Entrepreneur)になる」という意を持つ、オープンイノベーションと人材開発 の融合を目的とした世界的なイニシアティブであるイベントです。

2019年6月から7月にアジア太平洋(APAC)地域を拠点とする人材を対象に、 「Innovation in Retail」(リテールにおける改革)のテーマでアイデアを募集。 LVMHとメゾンの上層部と日本の外部の起業家たちで構成される選考委員会によ り、最高レベルの組織的支援を受けることになる最優秀プロジェクト3つが選出さ れました。

今回、LVMHの全メゾンと事業部門の中から選ばれた60名の「アイデアの発案 者」である社員とともに、青山学院大学、文化服装学院、文化ファッション大学 院大学、ここのがっこう、ファッション工科大学、慶応義塾大学から計15名の学 生たちが東京で開催したDARE に参加。全12チームに配属された後、未来の顧客 体験についてそれぞれがプロジェクトを掲げ、アイデアをビジネスプランに発展 させる作業を3日間行いました。

LVMHメゾンの日本のCEO、グループの上級役員や外部の起業家から構成される メンターから様々な課題を出されながら取り組んだ3日間。慶応義塾大学の佐々木 有沙さんは「私の予想を遥かに超え、濃縮された日々だった」と振り返ります。

「集まった多様性に溢れる人々と圧倒的なエネルギーの中で、業界のプロフェッ ショナルたちとアイデアを磨いていく。学びながら体で覚えていった感じです。 学生の私がどう貢献できるかと思っていたけど、自分の意見やアイデアがひとつ でも採用されたときはすごくうれしかったし、DAREが自分の“可能性”を大いに広 げてくれました」

自身を「こんなに粘り強いタイプだったとは知らなかった」と笑う有沙さん。 思いがけない成長を遂げた彼女の眩しい笑顔が印象的でした。