LVMHおよびセントラル・セント・マーチンズにより創られたサステイナブル・イノベーション事業であるMaison/0が、ロンドン・デザインフェスティバルの展示で、「Designing in Turbulent Times(混沌とした時代にデザインする)」を発表しました

LVMH

·

2017年に発足したMaison/0 は、LVMHグループおよびロンドンの有名なセントラル・セント・マーチンズ・デザインスクールがサステイナブル・イノベーションの起爆剤としてクリエイティブな活動を行うために立ち上げた事業です。ロンドン・デザインフェスティバルで、Maison/0は、作品名「Designing in Turbulent Times」の展示を発表しました。毎年、最高のサステイナブル・イノベーションプロジェクトを祝うというMaison/0のグリーントレイルイニシアチブに基づき、生徒たちが選んだ創作物を展示します。

2017年、LVMHはセントラル・セント・マーチンズと共同し、新しいプログラムであるLVMH&セントラル・セント・マーチンズの「ラグジュアリーなサステイナビリティ&イノベーション/創造性を育てる」を立ち上げました。創造性を高める約束と、よりサステイナブルな発展への提案を確認し、それに導かれ、LVMHおよびセントラル・セント・マーチンズが責任を負うサステイナブル・イノベーションの代理人となるために設立した事業Maison/0は、同年、そのイニシアチブに加わりました。

2017年9月の設立時、Maison/0は3つの目的を明確に示しました。サステイナブル・イノベーションに導くことができる次世代の創造的才能を刺激し、伝え、これを身に着けること。 サステイナブル・ラグジャリーへの新しい道を探求するために研究開発と実験的プログラムを発展させること。そして、サステイナブル・イノベーションの起爆剤として創造性の実践を紹介する公開イベントをキュレートすること。

© LVMH

LVMHおよびセントラル・セント・マーチンズが後援するMaison/0プログラムは、ロンドン・デザインフェスティバルの間、レサビーギャラリーで9月14日から10月27日まで、作品「Designing in Turbulent Times」を出品しています。作品は、学生達が選んだMaison/0 グリーントレイル2019年版の創作物を展示し、セントラル・セント・マーチンズの学生たちによって、年間で最も独創的なサステイナブル・イノベーションのプロジェクトであると認められます。

関連性のあるデザインの範囲を広げながら、「Designing in Turbulent Times」は、急速に差し迫った社会と環境のプレッシャーに直面したとき、創造性は改革と変化の力強い媒体となり得ることを示しています。

©LVMH

プロジェクトではこの立ち位置を作品で明らかに示しました。例えば、ひどく汚染された通常のプラスチックスパンコールの生分解可能な代替品である「Bio Iridescent Sequin(バイオ虹色スパンコール」、食肉製造業が処分した鶏や七面鳥の羽のリサイクルを使用したジュエリーコレクション「Weighting Feathers(重くなる羽)」、そして捨てられたパイナップルの葉を加工した繊維を利用したビーガン向けのウールの代替え品「Wool Re-Crafted(ウールの再加工)」などがあります。

© LVMH

創造性を表すことに加え「Designing in Turbulent Times」には、セントラル・セント・マーチンズを訪れる学生たちに社会環境の問題に取り組めるよう話し合いができるラーニングスペースやワークショップも組み込んであります。

開催情報

Lethaby Gallery, Granary Building

1 Granary Square

London N1C 4AA

開館時間: 月曜日-金曜日 午前11時から午後6時 土曜日 午後12時から午後5時