マギー・エンリケス

(クリュッグ 社長兼CEO)

マギー・エンリケス

(クリュッグ 社長兼CEO)

ベネズエラで生まれ、アメリカで教育を受けたマルガレーテ・エンリケス。人々との交流に熱心で、文化の違いを楽しみ、そしてワインとスピリッツの世界をこよなく愛しています。モエ へネシー アルゼンチンの社長を務めたあと、2009年にクリュッグの代表に就任し、現在はフランスで暮らしています。

ハーバード大学卒のマギー・エンリケスが知的な人物であることは言うまでもありません。同時に、現場にいるとき、つまり醸造家たちと語り合うときの彼女も、とても生き生きとしています。彼女の仕事のスタイルは、クリュッグの創業者ヨーゼフ・クリュッグとよく似ています。伝統やルーツの裏付けを重視する態度には、常に将来を見据える姿勢が伴い、クリュッグが新しい分野に進出する際のインスピレーションとなります。彼女のそう した姿勢をよく表しているのが、ヨーゼフ・クリュッグが残した手帳。メゾンの宝として継承されるとともに、マギー自身もこの手帳に強い愛着を感じています。サクランボ色の皮表紙がついたその手帳には、創業者ヨーゼフ・クリュッグ自らの文字で、アドバイスや所見が書き込まれ、今でもクリュッグ グランド・キュヴェを造るうえでのよりどころとされています。

マギーの毎日は、まるで旅をしているようなもの。さまざまな個性が出会い、融合する場に日々立ち会っています。パリへお越しの際はランスまで足を延ばし、クリュッグ社長、マギー・エンリケスと共に時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

お酒は20歳を過ぎてから。飲酒運転は法律で禁止されています。お酒は楽しく適量を。妊娠中や授乳期の飲酒は、胎児・乳児の発育に悪影響を与えるおそれがあります。