RIMOWA

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1898年にケルンで創業したリモワは、アイコニックなデザインとその卓越性の追求で名高い、ラゲージの名品を象徴するメゾンの一つになりました。ドイツのクラフツマンシップと革新に対する業界の基準であるリモワは、洗練された旅行者を刺激し、視野を広げてもらおうと常に努力しています。

創業:1898年
CEO : Hugues Bonnet-Masimbert
本社 : Richard-Byrd-Str. 13, 50829 Cologne, Germany
ウェブサイト : www.rimowa.com

Identity

リモワのあらゆる活動の中心にあるのは、類まれなラゲージを造るという野心だけでなく、現状に疑問を投げかける勇気でもあります。1898年にポール・モルシェックが創業して以来、リモワは先駆的な精神を育んでおり、手掛けたどのスーツケースからもそれが見てとれます。リモワのスーツケースにふさわしい軽量素材としてグルーヴ加工のアルミニウムを見出したのは、先見の明に支えられた父のアプローチを受け継ぎ、初期の航空産業にインスピレーションを得たリヒャルト・モルシェックでした。デザインにおけるクラシックの誕生です。父と祖父に匹敵する創意と勇気を備える3代目オーナーのディーター・モルシェックは、リモワの世界的な成功への道を開きました。最先端技術、妥協のない品質、タイムレスなデザインを重視する姿勢により、リモワのスーツケースは、洗練されたお客様に世界各地への旅のお供として選ばれるようになりました。今日、世界中で3,000人の社員を抱えるリモワは、変わることなくクラフツマンシップに精密技術と勇気ある革新への取り組みを結びつけており、絶え間なく変化する現代社会において伝統に忠実であり続けています。

20世紀初頭の歴史的な広告 © RIMOWA

Icon

リモワでは、アルミニウムには「persönlichkeit (個性)」があると考えています。年月を経て進化するのです。アルミニウムは持ち主の扱い方に応じて変化する素材であり、その人の旅の記録となります。ドイツでデザインされたリモワのスーツケースは、ケルンでその歴史を刻んできました。スーツケースはリモワの手で造られますが、使い手が旅をするごとに刻まれたへこみや傷、ステッカーで個性を与えられるのです。

© Christian Hagemann

Inspiration

勇気と好奇心を求めるだけでなく、大胆なアイデアの多くは唯一無二のインスピレーション源になります。リモワにおけるそれは、伝説的なユンカースF13という、世界初の全金属製旅客機です。先見の明あるエンジニア、フーゴー・ユンカースが1919年にドイツで製造した、旅行の新時代を象徴するものでした。今日もなお、リモワというブランドを形成し続けている精神は、あらゆるリモワのケースに消えることのない跡を残した旅客機のアイコニックなグルーヴ加工の軽量アルミニウムだけではなく、フーゴー・ユンカースによる先駆的なエンジニアリングの遺産でもあるのです。

1919年にフーゴー・ユンカースが製造した伝説的なユンカースF13と、2016年にリモワが復元した同機 © Gregor Kaluza

重要な数字

  • 3 世界に分布する生産拠点の数
  • 90 リモワのスーツケースを製造するために必要な平均ステップ数
  • 200 リモワのスーツケースを構成する平均部品数

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