LVMHは、One Young World Tokyo Caucus 2020に参加:グループ全体で、インクルーシブ・リーダーシップへの責任ある取り組みを行うことを明確にします

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10月23日から25日の期間にて東京で開催された「One Young World Tokyo Caucus 2020」には、日本のLVMHのリーダー達も数名参加しました。示唆に富んだ若きリーダー達をイベントに招いて、国連持続可能な開発目標(SDGs)に設定された17すべての目標を推進し、より良い世界を創るためにビジネスの力を結集させる必要性に焦点を当てました。SDGsを推進するアイデアの実現方法についてのディスカッション、提言、異論の提示を行いました。

One Young World(以下、OYW)は、世界でもっとも影響力のある新世代のリーダーを発掘・育成し、リーダー同士を結びつけることで、責任のあるリーダーシップを効果的に発揮しながらより良い世界を創造していくソリューションを見い出すことを目的とした、世界最大のグローバル組織です。

OYWサミットは、企業の社会的責任に対する取り組みによる影響力を加速させることを目的として、公的セクター・民間セクターの全ての分野にわたり、190ヶ国以上の国々から2,000人を超える若いアントレプレナー(起業家)を毎年招待しています。

OYW Tokyo Caucusは10月23日から25日の期間で開催され、日本に拠点を持つLVMHグループのスタッフ数名が参加しました。ローカル業務に従事するリーダー達の、「平等」をテーマとしたパネルセッションにおける発言を通じて、LVMHはグループにとってSDGsが大きな重要性を持つというメッセージを送りました。これらの目標のうち、LVMHのダイバーシティ & インクルージョン戦略と共鳴する理念である、インクルーシブ・リーダーシップをとりわけ重要な概念として挙げることができます。

組織のあらゆるレベルでダイバーシティ & インクルージョンの確固たるカルチャーを促進することの重要性に焦点を当てているLVMHジャパン。その人事担当シニア・バイスプレジデントであるステファン・ヴォワイエの冒頭の挨拶に続いて、ジバンシィ・ジャパンのCEOであるクリスティン・エドマンはSDGsの3つの基本的な平等の概念について語りました 。

彼女は、持続可能な繁栄と平和の実現のためには、平等の問題に取り組む上で「数あわせ」の対処方法から脱却する必要があること、また各個人がより自由な環境の中で生きられることを保障することが絶対条件であると述べました。パネルセッションでは、参加者に対して、平等の価値を実感することにつながった個人的な体験を共有するよう呼びかけられました。クリスティン・エドマンはまた、自分自身の社会的、政治的、経済的恩恵を認め、その恩恵を他者の自由の拡大に寄与するように活用することの重要な意義を強調して語りました。

「OYW Tokyo Caucusに積極的に参画し、OYWアンバサダーと数多くの交流を持ったことで、戦略的イニシアチブとして若いリーダーと上級管理職の間にコミュニケーションを発生させることにより、民間企業は成長の恩恵を受けるという私の信念がはっきりと裏付けられました。この会議の中で、利益の追求に対して人類の生存と地球環境のバランスをとるという私たちの目的は、目に見える前向きなインパクトを世間に与えたいと考える才能ある若者自身が、その実もっともかなえたいと願っている重要な目的であることが、これまでになく明確になりました」と、LVMHジャパンの人事担当シニア・バイスプレジデントであるステファン・ヴォワイエは述べています。

LVMHは、OYW Tokyo Caucus 2020に参加し新世代のリーダーとの交流を重ねる中で、より持続可能な世界の実現に伴う課題を理解し、課題に向き合う姿勢を日々の行動に取り込んでいく理想的なモデルを築くというコミットメントをあらためて示しました。

LVMHにとって、卓越した技術を若い世代に受け継ぐことが、長きにわたる成長と成功を支える重要なファクターであり続けてきました。LVMHグループは、こうした新たな世代の人材がポジティブな変化を引き起こす可能性を強く信じています。OYW Tokyo Caucus 2020への参加は、明日の課題に向き合う若者を積極的に支援する姿勢を示す、何よりの証左です。