LVMHのメゾン、芸術の喚情的な力を活用し、ソーシャルネットワーク コミュニティをバーチャルな旅へと招待
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物理的に旅行することは不可能だとしても、未知の物事についての知識に対する欲求はこれまで以上にとどまることを知りません。LVMHのメゾンは、ソーシャルネットワークのコミュニティを芸術の仮想旅行に招待することで、その衝動を満たしています。リモワ、マーク・ジェイコブス、ルイナールは、写真や音楽、そして造形芸術などを通して、パラレルワールドと、その世界の独特の観念を探索する機会をフォロワーに提供します。そこには現実の間に夢の入る余地が残されているのです…。
安全のために家にこもらざるを得なくても、想像力と記憶の喚起力を使って逃避することが可能です。視野を広げ、未知の領域の探検へと招待することで、芸術は想像力を呼び覚まします。別の場所とつながる窓のように、アートは日常から抜け出すためのサイレンの音なのです。
リモワは、写真を共有することで、行動の制限を夢と共有によって超越することを促進します。メゾンはフォロワーに、Instagramのアカウントを使用して、旅行中に撮ったお気に入りの写真を、#TripsChangeUsというハッシュタグを使用してシェアするように呼びかけています。そして、選ばれた写真がリモワのInstagramアカウントに再投稿されます。このようにして、写真は記憶、夢、人々の絆へと形を変えるのです。
リモワのCEO、アレクサンドル・アルノーは、南アフリカで初めてサファリを訪れたときの写真を共有し、この運動を開始しました。ディオールのメンズコレクションのアーティスティック・ディレクター、キム・ジョーンズもケニアのトゥルカナ湖の写真「巨大なナイルワニが集まる緑藻のプール」を共有し、活動に参加しました。
ルイナールでは、毎週芸術的なコラボレーションのアーカイブを掘り下げることで、家にいながらの旅への新たな招待を提案しています。このシャンパーニュメゾンでは、長い間数多くの芸術家との関係を築いてきており、それらの遺産を改めて眺めてみることを勧めています。芸術家たちは、象徴的なルイナールの空間と、歴史的建造物の独特の観点を表現し、全く新しい視点を提案します。
2018年と2016年、ルイナールの作品に対して自由に創作された、リウ・ボーリンとアーウィン・オラフによる作品を発見、または再発見してください。リウ・ボーリンは、メゾンのブドウ畑とセラーを活用し、素晴らしいカモフラージュ作品を作成。一方アーウィン・オラフは、シャンパーニュの時代の貴重な瓶が陳列された、ルイナールの荘厳な石灰岩のセラーにレンズの焦点を合わせました。この芸術家の白黒写真は、ルイナールの象徴的なセラーの豊かな歴史を称えています。
マーク・ジェイコブスもまた、芸術でロックダウンに明るい光を当てています。メゾンでは、より充実したコンテンツと、ブランドフレンドとのつながりに、コミュニティのメンバーを招待します。マンデー ミックステープは、Spotifyでソフィア・コッポラやケイティ・エレノール・グランドなどのブランドフレンドたちが共有するプレイリストです。
また、毎週水曜日のマーク・ジェイコブスのInstagramストーリーズでは、イラストレーターとのライブセッションを開催し、コミュニティのメンバーにもイラストレーターたちのインスピレーションをフォローし、一緒に絵を描こうと誘います。そして金曜日は、ファッション パーソナリティたちと愛する本について語るブックマーク プレゼンツの日です。カイア・ガーバーは、自身のお気に入りの本のひとつ、フランソワーズ・サガンの小説、「悲しみよこんにちは」について作家のステファニー・ラカヴァと意見を交わしました。