LVMHがCEDREプラットフォームにより廃棄物リサイクルを強化

LVMH

·

15年前、LVMHではメゾンから出る廃棄物を焼却処分し、これによるエネルギーを回収していました。しかし、2006年、LVMHはこのやり方を制限し、グループを循環経済に組み込むため、廃棄物リサイクルに関する新たなコミットメントを発表しました。その後、このコミットメントはLVMHと廃棄物収集のエキスパートであるCEDRE(セードル)の連携へと続きます。2010年以降、CEDREはグループに対して、廃棄物の分別をはじめ、トレーサビリティや安全性を改善、さらには偽造やグレーマーケットとの取引防止に向けたソリューションを提供しています。当初、CEDREとの連携はパフューム & コスメティクスの分野に限定されていましたが、現在ではテキスタイルをリサイクルする方法の開発を推進しています。こうしたリサイクル関連のサービスに加えて、CEDREはグループにエコデザインに関する助言も行っています。ここでは、シルヴィ・ベナール(LVMH 環境部門ディレクター)とジュリアン・ブーロー氏(CEDRE マーケティングディレクター)がこうした前途有為なビジネスモデルの中で、すでにパフューム & コスメティクスとファッション & レザーグッズに属する複数のメゾンで実際に導入されている実例を紹介します。

LVMHはCEDREプラットフォームにより廃棄物リサイクルを強化します