LVMHが、2019年の成果を示す年次報告書のインタラクティブバージョンをリリース

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LVMHの2019年度年次報告書の会長挨拶で、ベルナール・アルノー (LVMH会長兼CEO)は「LVMHの業績には、私たちの効率的な戦略が反映されています。 一貫して実施されているこの戦略が、私たちの行動にインスピレーションを与えて導き、通常とは異なる状況の中でも持続的な成長を可能にしています」というメッセージを述べています。この年次報告書の発行を機に、LVMHの2019年におけるハイライトを振り返ってみましょう。この年は、世界各国ですばらしい達成を記録し、様々な出来事で彩られた特に豊かな1年となりました。

 

2019年、LVMHは年間を通して国際的にその驚くべき影響力を示し、見事な成果を上げることができました。

パリニューヨークで開催されたフューチャーLIFEプログラムのイベントは、LVMHによる先進的な環境保全活動を改めて見つめ、今後の目標を再設定する良い機会となりました。また2019年は、LVMHが初めて中国国際輸入博覧会 (CIIE) に参加した年となりました。上海で行われたこの博覧会で、LVMHは中国との長年にわたる関係を示しながら、中国の人々にLVMHメゾンの卓越性を体験していただく機会を提供し、革新と伝統を融合させる比類のない才能を披露しました。

また、LVMHメゾンは、現実を忘れさせるような優雅な時間も提供しました。ビバリーヒルズで行なわれたエキシビション「Louis Vuitton X」では160年以上におよぶクリエイティブなコラボレーションを振り返り、 リュック・ジャケ氏が監督を務めたドキュメンタリー映像『Cashmere – The Origin of a Secret (原題)』では、ロロ・ピアーナのアイコニックな素材の起源を探して、遥かモンゴルの草原へと旅をしました。また昨年は、リオデジャネイロのコパカバーナ パレスやマチュピチュの麓に佇むサンクチュアリ ロッジなど、息を呑むような美しいロケーションで様々な高級ホテルを展開するベルモンドが、LVMHグループに加盟しました。

旅は、LVMHメゾンにとって尽きることのないインスピレーションの源となりました。ゲランのマスターパフューマーであるティエリー・ワッサーは極上のベルガモットを求めてイタリアのカラブリアを訪れ、マリア・グラツィア・キウリはモロッコに出向き、自身がディオールのために手掛けた2020 クルーズ コレクションを発表しました。さらにローマでは、荘厳なフォロ・ロマーノを背景としてフェンディがオートクチュールショーを主催し、同メゾンのクリエイティブディレクターを務め、昨年他界した巨匠カール・ラガーフェルドにオマージュを捧げました。

LVMHは、今もなおそのルーツと生まれ故郷に深く根差しています。パリの遺産と統一の象徴であるノートルダム寺院が火災の被害を受けた際、LVMHグループは即座に集結し、この極めて貴重な建築の再建費用として寄付を行ないました。

2019年に成し遂げた成果は、LVMHおよび加盟メゾンにおける才能豊かな人々の情熱とエネルギーの賜物です。LVMHは、グループが一丸となった揺るぎない取り組みを支えとして現在の厳しい時勢を乗り越え、そして何よりも、今後のさらなる成功を目指して飛躍いたします。

 

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