LVMH、2018年LVMHプライズ フォー ヤング ファッション デザイナーズの受賞者を発表
LVMH
·
©Sølve Sundsbø
グループのメゾンの8人のアーティスティック・ディレクター、J.W. アンダーソン(ロエベ)、マリア・グラツィア・キウリ(ディオール)、ニコラ・ジェスキエール(ルイ・ヴィトン)、マーク・ジェイコブス(マーク・ジェイコブス)、クレア・ワイト・ケラー(ジバンシィ)、カール・ラガーフェルド(フェンディ)、ハンバート・レオンとキャロル・リン(ケンゾー)に加え、デルフィーヌ・アルノー(ルイ・ヴィトン バイスプレジデント)、ジャン=ポール・クラヴリー(ベルナール・アルノーのアドバイザー)、シドニー・トレダノ(LVMHファッショングループ会長兼CEO)で構成される若手ファッションデザイナーの育成・支援を目的としたLVMH プライズ(LVMHプライズ)の審査員団は、2018年LVMHプライズの受賞者に井野将之を選出しました。
井野将之には、30万ユーロの奨励金が贈られます。さらに、専任のLVMHチームによる1年間のメンタリングプログラムに参加できます。
授賞式には光栄にも、世界中でその才能が称賛されている女優のエマ・ストーン、マルチな才能を発揮している若手アーティストのジェイデン・スミスが出席。2つの賞のトロフィーが、熱心なファッション愛好家でもある2人から贈られました。なお、トロフィーのデザインは、ジャン=ミシェル・オトニエルが担当しています。
審査員団は、今年の参加者の素晴らしい才能を認め、ロック(Rokh)のロック・ファンに特別賞を贈ることを決めました。
ロック・ファンは、奨励金15万ユーロとLVMHの1年間のメンタリングプログラムを受ける権利を獲得しました。
デルフィーヌ・アルノーは以下のようにコメントしました。「デザインにみずみずしい詩情にあふれた都会のタッチを吹き込む、井野将之氏のコンテンポラリーな資質に感銘を受けました。特別賞のロック・ファンのデザインも魅力的でした。フェミニンで官能的かつ人に力を与えるような作品で、複雑なパターンを作る彼の能力を感じました。第5回LVMHプライズでは、90か国以上の1,300人を超える若い才能が競い合いました。この成功は、イベントが持つ国際的な視野を示しています。LVMHグループが若い才能の仕事にスポットライトを当て、その発展をサポートしていることに誇りを感じています」
さらにこのほか、次の若いファッションスクール卒業生3人が注目を集めました。
- アーチー M. アレッド-マルチネス、セントラル・セント・マーチンズ卒業、メゾン・ジバンシィへ
- マヤ・シャントー、エコール・ドゥ・ラ・シャンブル・サンディカル・ドゥ・ラ・クチュール・パリジェンヌ卒業、メゾン・セリーヌへ
- スキリア・シュヴォー、Accademia Costume & Modawho卒業、メゾン ルイ・ヴィトンへ
この3人にはそれぞれ10,000ユーロが贈られ、LVMHグループの3つのメゾンで1年間経験を積みます。さらに、ファッションの進歩と優れた才能の育成を促進する職員および学校の支援のため、彼らの母校にそれぞれ10,000ユーロが贈られます。
昨年は、フランス人デザイナー、マリーン・セルがLVMHプライズを受賞。特別賞には日本人デザイナーの赤坂公三郎が選ばれました。
LVMHプライズは、2019年にリニューアルされる予定です。