LVMH、国際青少年デーを記念し、早期キャリアのプロのための均等な雇用機会のためのイニシアチブを支援

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イノベーションとリーダーシップへのコミットメントを指針として、LVMHグループは早期キャリアのプロのための均等な雇用機会を推進する活動に積極的に携わっています。LVMHは長年にわたり、若者の雇用に関する不平等を減らし、雇用における機会均等を推進するためのイニシアチブを世界中で展開しています。LVMHを象徴する若者支援活動にスポットライトを当てます。

 

LVMHグループは、未来の発展の柱として、さらに将来の課題に向き合うために必要不可欠なリソースとして、才能ある若者を長年にわたり採用してきました。LVMHは、これらの才能ある若者がイノベーションの先陣を切り、トレンドを予想・けん引していくことでグループの成長を支えていくことを確信しています。数多くのプロジェクトにより、学生や早期キャリアのプロフェッショナルがLVMHのメンバーに加わるための道が開かれています。

2016年に始まったInside LVMHプログラムでは、趣旨に賛同する学校の学生やLVMHメゾンのインターン学生を招待し、ラグジュアリーファッション業界で発揮できるさまざまなスキルやキャリアについて理解を深めるため、没入型のオンラインエクスペリエンスを提供しています。このプログラムは、まずヨーロッパで2回実施された後、2019年4月には中国でも展開されました。LVMHは、世界有数の学校と緊密な連携を長年育んでいます。フランスのESSECビジネススクール、HEC Paris、IFM(Institut Français de la Mode)、Polytechnique and CentraleSupelec大学、イギリスCentral Saint Martins大学、イタリアBocconi大学などがその例です。

これらの取り組みが高い評価を獲得し、2019年のUniversum社による調査では、ビジネスおよびマネジメントスクールの学生が考える最も魅力的な雇用主としてLVMHが最上位にランクインしています。

© Nos Quartiers ont des Talents

LVMHはさらに、複数の大規模イニシアチブを通じて、若者の雇用を積極的に推進しています。同グループは、2007年から「Nos Quartiers ont des Talents」(Talent from Our Neighborhoods)という団体とパートナーシップを組み、恵まれない地域や低所得世帯の出身で学位を取得した若者を、LVMHのマネージャーがスポンサーとして支援しています。今日までに、約640名の早期キャリアのプロが、LVMHのスポンサーの下で働いた後に仕事を見つけています。このメンタリングアプローチはSciences Po Parisでも採用されています。LVMHは、Sciences Poで実施されている、LVMHのマネージャーが才能ある若者を対象にスカラシップとスポンサーシップを提供する「プライオリティエデュケーション」プログラムのサポートを更新したばかりです。

LVMHはこの10年間、パリ北部のセーヌ=サン=ドニ県に属するクリシー=ス=ボワとモンフェルメイユの2都市とパートナーを組み、恵まれない地域の若者の社会参加を推進することで、社会的結束に貢献しています。LVMHが実施した数多くの活動の一例として、2019年に行われた「ディスカバリーインターンシップ」では、150名の中等教育学校の生徒向けに就業体験の機会が設けられました。

LVMHは、障害のある若者の支援を含めて、均等な雇用機会をサポートしています。2008年には、ARPEJEHと呼ばれる団体を共同で創設し、障害のある若者が教育を受けられるように支援しています。LVMHは2012年からこの団体の理事会メンバーに就任し、80社以上の企業の協力を取り付けて、特別な支援が必要な早期キャリアのプロ向けに職業訓練を実施しています。LVMH Maisons Berluti、Christian Dior Couture、Louis Vuittonなどが参加企業に名を連ねています。LVMHの従業員もこれらのプログラムに積極的に参加しています。2019年には、31名の従業員が、パリ大都市圏を対象としたスキルディスカバリーワークショップ「Atelier de Découvertes des Métiers」に携わり、参加した384名の学生が進路を選択する際に利用できるさまざまな機会を詳しく学べるように支援しました。21名の従業員は、就職活動ワークショップの間、採用面接に向けた準備についてコーチングを行いました。

© ARR

LVMHグループは、特にロックダウン以降、米国の学生のサポートも積極的に行っています。ニューヨークやマイアミの恵まれない地域出身の学生を支援するため、一連のライブチャットを企画し、高校生とLVMHグループ役員を結びつけています。これまで実施したセッションはおよそ15回、学生の参加者数は1,000名以上に上ります。United Way of NYCやHoney Shineなどの非営利団体ともワークショップを実施し、新型コロナウイルスの流行によって深刻な影響を受けた家庭の学生をサポートしています。これらの60分間のオンラインセッションでは、学生がLVMHメゾンの上級リーダーと直接やり取りすることができ、幅広いキャリアが開かれていることを学ぶことができます。学生が自信を持てるようにサポートすることは、このような困難な時代では特に重要な活動です。

さらにLVMHは、ニューヨークの公立高校の学生を対象として、将来の職業展望を広げるために企画されたNYC Career Weekのパートナーになっています。キャリアディスカバリーデイの間、同グループは40名の学生をMarc Jacobsの本社に招き、LVMH執行委員会メンバーであるシドニー・トレダノが彼らを歓待しました。8月にはバーチャルツアーとオンライン座談会も予定されています。LVMHは夏が終わっても年間を通じてこの取り組みを継続します。