パリのユネスコ本部にてゲランが第3回目の「ユニヴェルシテ デ ザベイユ(ミツバチの大学)」を開催

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2019年5月22日の国際生物多様性の日に第3回目となるゲランの「ユニヴェルシテ デ ザベイユ(ミツバチの大学)」プログラムが開催されました。ミツバチを守るための解決策や、もっとも有効な実践方法の解明を目的とした本プログラムは、ユネスコが国際生物多様性の日を記念して行う一連の「人間と生物圏(MAB)計画」会議の一環でもあります。

1853年以来、ミツバチはゲランのクリエイションのインスピレーション源であり続けると同時に、ブランドにとってかけがえのない数々のボトルを飾ってきました。ゲランを象徴するだけでなく、環境の番人でもあるミツバチは、ゲランにとって欠かすことができない原料をもたらしてくれます。一部のミツバチの生態系が危機にさらされるなか、多様性はゲランにとっての最優先事項のひとつです。ミツバチの保護は、ゲランが掲げる「Au Nom de la Beauté (美の名の下に)」という取り組みの支柱でもあり、この度実施された「ユニヴェルシテ デ ザベイユ(ミツバチの大学)」はこれらの取り組みから派生する数々の活動のひとつでもあります。

2017年より、このプログラムは毎年優れた専門家を招待し、ミツバチの消滅の原因と結果について意見交換を行い、こうした危機的状況を阻止するためのもっとも斬新的な解決策について語り合う場であり続けてきました。

こうしたテーマに詳しい方もそうでない方も、一般の方々に本プログラムに参加していただくことで、ミツバチというテーマに関する最新情報が共有できます。3回目を迎える本プログラムはさらに豊かな国際色を帯びるとともに、世界各国から提案された解決策を模索しながら、世界中のミツバチの危機によってもたらされる結末について意見を交わします。

Abeille Royale Ouessant(ウェッサン島のアベイユ ロワイヤル)

Abeille Royale Ouessant(ウェッサン島のアベイユ ロワイヤル)は、国際生物多様性の日の一環としてユネスコが開催する一連の「人間と生物圏(MAB)計画」会議のテーマでもあります。LVMHは本プログラムとの5年契約を発表しました。1970年代初頭にはじまった、政府間の科学プログラムであるAbeille Royale Ouessantは、世界レベルで人間と自然の関係を改善させるための科学的基礎の確立を目指しています。