第7回「LVMH Dîner des Maisons Engagées」が開催され、社会的連携に積極的なサポートを行った今年1年を振り返りました。

LVMH

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12月11日、今年の「LVMH Dîner des Maisons Engagées (提携メゾン・ディナー」が開催されました。 過去7年にわたって毎年開催されているこのディナーでは、LVMHグループと各メゾンの社会的連携に関するコミットメントにスポットライトを当てています。シャンタル・ガンペルレ (LVMHグループ 人事・シナジー担当エグゼクティブ・バイスプレジデント) と、トニ・ベローニ (LVMHグループ・マネージングディレクター) がホストを務めたこのイベントは、LVMHの約30のメゾンが一堂に会したほか、著名人や非営利組織の代表者らが集まり、2011年以降、LVMHがサポートしている鎌状赤血球病との闘いのための基金を立ち上げました。

2011年以降、LVMHは、ロベール・ドブレ小児病院とアンドレ・バルシェル教授およびマリカ・ベンケロー博士のチームに財政支援を提供しており、同病院と同チームは、鎌状赤血球貧血の研究と、痛みを伴うこの疾患に苦しむ子どもたちのために治療の改善策の研究指揮を執っています。鎌状赤血球貧血は世界中に極めて広範囲に広がっており、500万もの人が苦しんでいます。毎年、およそ25万人の子どもたちがこの疾患を伴って誕生していて、依然として治療法は確立されていません。

© Gabriel de La Chapelle

「提携メゾン・ディナーは、グループと各メゾンがそれぞれのCSR戦略の一環としてその1年に支援した数多くの理念に対するコミットメントを改めて主張できる、LVMHにとって素晴らしい機会です。今年、私たちは、ロベール・ドブレ病院研究センターが顕著な功績をあげたことを心から祝福します。また、7回目を迎えた今年のディナーでは、特別な理念として掲げられた、弱い立場で生きている女性たちを救うためのフランスの慈善団体、Secours populaireの取り組みも祝福したいと思います」と、シャンタル・ガンペルレは話しました。

LVMHは、弱い立場で生きている女性たちを助けるためのSecours populaireの活動もサポートしています。LVMHとSecours populaireのパートナーシップにより、「Une Journée pour Soi (あなたのための一日)」と呼ばれる第一回のイベントがフランスの6都市で催されました。Secours populaireのプログラムに参加する400人の女性たちがこの特別な日に参加し、困難な日常から離れ、自信を再び取り戻し、積極的な未来を見据えるための機会を得ることができました。

© Gabriel de La Chapelle

今年の7回目のディナーでは30万ユーロが集められ、ロベール・ドブレ病院への支援はさらに加速されます。パートナーシップが始まって以降、LVMHは同病院に100万ユーロ以上を寄付してきました。また、今年は、特別な理念へのサポートとして、弱い立場で生きている女性たちを支えるSecours populaireプログラムにも5万ユーロが集められました。

ディナーでは、ラジオ・クラシックのコメンテーター、デヴィッド・アビケによる司会のもと、グループの75のメゾンによる数多くの行動の中でも特に3つのイニシアチブが取り上げられました。それが、ルイ・ヴィトンのユニセフとのパートナーシップ、イタリアのLVMHメゾンによる身障者の雇用支援、そして、米国のセフォラスタンドプログラムです。

今年の提携メゾン・ディナーは、ツイン・ボーカル・ユニット、ブリジットによるパフォーマンスで盛り上げられ、また、Sankofa Unit Urban Choirによって会場全体がハーモニーに包まれるなど、楽しく和やかな雰囲気を共有する時間となりました。LVMHグループ間の積極的な社会的連携の1年は、アップビートのエンターテイメントによってしっかりと締めくくられました。

© Julien Lutt