国際障害者デーLVMHが障害者の平等な機会へのコミットメントを強化
LVMH
·
© DR
1992年12月3日以来、国際障害者デーは毎年開催されています。今年のイベントを記念して、LVMHは国際労働機関(ILO)が立ち上げた「ビジネスと障害グローバル・ネットワーク」に参加したことを発表し、グループの全従業員の個性を尊重するインクルーシブな文化に対し、揺るぎないコミットメントを再確認しました。
LVMHは障害とラグジュアリーは相容れないという大きな誤解を打ち消す多くの例を提供しています。グループでは、製品からサービスに至るまで、卓越性の探求におき、差別化を育んでいます。このユニークな精神は、LVMHメゾンの創造性と揺るぎない成功を保証する才能ある人々の多様性から刺激を得ています。
一時的であれ、永続的であれ、障害者支援はLVMHの社会的責任のポリシーの柱であり、私たち組織全体に関係する課題です。2020年の国際障害者デーに合わせて、グループは採用からアクセシビリティーにいたるまで、障害者を受け入れるコミットメントを再表明します。この長期にわたるコミットメントは国際労働機関が立ち上げた「ビジネスと障害グローバル・ネットワーク」の憲章にLVMHが署名したことが新たな節目となりました。
LVMHは約15年にわたり、障害者に対する偏見との闘いに積極的に関与してきました。才能には障壁や限界はなく、確かなこととして、障害者に創造性、創作力、ノウハウが欠けているわけではありません。それとは逆に、才能、技術、経験のおかけでチームの効率性を高めてくれます。
グループでは、障害者を持つ人々を採用することは、卓越性を探求するうえでメゾンに重要な財産をもたらすと考えています。LVMHは卓越した技術を持つ有能な人材を募集し、採用し、意欲を高めていくことを目指しています。
近年、かなりの進歩を遂げました。2019年末時点で、フランスでは障害を持つ従業員が全体の4.5%を占め、2007年の1.8%から増加しています。この勢いはフランスを超えて、LVMHがあるすべての場所において積極的な取り組みを反映して広がっています。
これに関し、LVMHメゾンは特にアジアとアメリカで積極的に行動しています。セフォラはアメリカで障害者を対象とした特別な採用プログラムを展開しており、現在、配送センターでは従業員の9%を障害者が占めています。(ミシシッピーセンターでは30%)
ヨーロッパでも同様に取り組んでいます。イタリアでは、ベルルッティが障害を持つインターンや若い実習生を歓迎したり、ブルガリでは障害のあるアーティストの日々の生活やアーティストとして障害が与える影響について語る社内イベントを開催したりしました。
LVMHはチームの多様性が成功に不可欠な要因であり、卓越性の追求のためには、その違いを活用するよう奨励しています。
グループ内の世界の様々な地域で働く4人のストーリーを見て、障害を持つ人々に対するLVMHの積極的なサポートについて詳しく知る。