ロエベ x となりのトトロ、詩的で心温まるコラボレーション

ファッション & レザーグッズ

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LOEWE x My Neighbor Totoro

スペインのラグジュアリーブランドであるロエベが、宮崎駿監督の名作『となりのトトロ』にインスピレーションを得て、スタジオジブリのクラフツマンシップを讃える最新カプセルコレクションを発表しました。1988年に公開され、熱狂的ファンを生んだ日本のアニメ映画の主人公たちを描いたウェア、バッグ、アクセサリーが登場します。夢のようなクリエイティビティの出会いから生まれたコレクションです。

ロエベが、新しいコラボレーションとして職人的技術への情熱を共有するスタジオジブリを選んだのは当然の流れでした。スタジオジブリは1985年に宮崎駿、高畑勲、鈴木敏夫が設立した東京を拠点に置くアニメ制作スタジオであり、『もののけ姫』、『千と千尋の神隠し』、『ハウルの動く城』など、数多くの作品が成功を収め、多数の賞を受賞しています。詩情あふれるアニメーション、想像力を掻き立てる冒険譚、環境保護のメッセージ、壮大な音楽によって、映画の登場人物とイメージは普遍的なアイコンとなっています。ロエベのクリエイティブ・ディレクターであるジョナサン・アンダーソンにとって、『となりのトトロ』は心温まるエンターテイメントの傑作とも言うべき映画です。主人公である少女らと森の主「トトロ」との友情、子供にしか見えないまっくろくろすけ(ススワタリ)は、彼に特別な感情を呼び起こします。

Loewe bag

自然と、それを保護し共に生きることの重要性が、ロエベ x となりのトトロのコラボレーションの要となっています。写真家であるグレイ・ソレンティが撮影したキャンペーンイメージは、自然とのつながりを表現しています。魔法のような森の中でかくれんぼに興じるモデルの姿に、スタジオジブリのマスコットであるトトロのイメージが重ねられています。ルーズなTシャツから鮮やかなカラーリングのフーディ、オーバーサイズのシャツからハンドペイントのレザージャケットまで、優しい心を持つトトロの姿があしらわれています。映画から飛び出してきたキャラクターたちは、財布やポーチなどのレザーアクセサリー、ロエベのアイコニックなバッグ「パズル」、「バルーン」、「ハンモック」にも生き生きと描かれています。トートバッグにはゴブラン織りが施され、精巧なクラフツマンシップによって『となりのトトロ』の世界が再現されています。今回のコラボレーションではスタジオジブリの原画を元にプリント、レザー細工、ジャカードインターシャで表現し、コレクションに時を超えた神話的な特徴を与えています。

ジョナサン・アンダーソンは、「幻想的な安らぎと体験する中での創造性、つまり自然との共生、自らの内にある子供の心がテーマ」だと明らかにしています。また、「今この時代において、これは常に重要なメッセージとなるでしょう」と付け加えています。ロエベ x となりのトトロ コレクションは、パリのル・ボン・マルシェなど、世界中の一部のロエベ店舗で限定発売中です。