ルイ･ヴィトンブティックがソウルに
オープンし、フランク・ゲーリーと
ピーター・マリノという二大建築家
の一大コラボレーションが祝されました。

ルイ･ヴィトンが10月30日、韓国のソウルに新ブティックをオープンしました。トレンド地区カンナムの名高いチョンダムドン通りに位置するブティックは、フランク・ゲーリーとピーター・マリノという二大建築家の一大コラボレーションによって実現されました。そのデザインは韓国の文化遺産にオマージュを捧げています。フランク・ゲーリーにとっては初の韓国での作品となり、カーブが美しいガラス構造がパリのフォンダシオン ルイ･ヴィトンを想起させます。

ソウルの新しいルイ･ヴィトンブティックは、メゾンと韓国文化の強い絆を称揚しています。フォンダシオン ルイ･ヴィトンを想起させるフランク・ゲーリーのデザインは、韓国の建築と文化にもオマージュを捧げています。そのたたずまいは、水原華城や東莱の伝統的な鶴の踊りの白い衣装、弧を描くような動きが思い起こされます。

フランク・ゲーリーは「今から約25年前にはじめてソウルを訪れた際に印象的だったものは、建築と自然の風景の間にある関係性でした。宗廟の庭園を目にした際の強烈な印象は今でも鮮やかによみがえってきます。韓国の伝統文化を取り入れたソウルのルイ･ヴィトンブティックを実現できたことを非常に光栄に感じています」と語っています。

ゲーリーは、ソウルのルイ･ヴィトンブティックの外観に自身のトレードマークであるカーブ面が美しいガラスを使用し、詩的なたたずまいとライトな印象を称揚させています。