ブルガリとモエ ヘネシー ディアジオが日本で新型コロナウィルスとの闘いを支援

LVMH

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世界の他の国々と同じように、日本もまた、新型コロナウイルス感染拡大に伴う未曾有の公衆衛生危機に直面しています。LVMHのメゾンたちは数多くの国々で医療従事者の支援に取り組んできました。今回はブルガリとMHD モエ ヘネシー ディアジオ(当グループのワイン&スピリッツ販売業者)による取り組みを紹介します。

 

新型コロナウイルス感染症の流行との闘いで皆が力を合わせています。LVMHのメゾンたちは、世界各地でウイルスに対する共同戦線に加わってきました。

ブルガリはこの数か月間に医療従事者の支援活動を展開しており、イタリアの病院に寄付を行ったほか、イタリア、スイス、英国で消毒ジェルを生産しています。当然ながら、メゾンの連帯活動は以前から拠点を置いてきた日本でも繰り広げられています。

ブルガリは、東京都内の医療機関で働く医療従事者に弁当を提供する数週間がかりの「お弁当プロジェクト」を開始しました。弁当は東京銀座「イル・リストランテ ルカ・ファンティン」のイタリア人シェフであるルカ・ファンティンが手掛けており、ブルガリの故郷イタリアの味を休息時に楽しんでいただけるよう病院スタッフへお届けしています。

© Bvlgari

「命を守るために、職務上の役割を超えて最前線でパンデミックと奮闘し続ける医療スタッフの皆様に、敬意と感謝の気持ちを示したいと思います」とルカ・ファンティンは述べました。既に何百食分もの弁当が、がん・感染症センター都立駒込病院や国立国際医療研究センター病院のスタッフの元まで届けられています。

また、ブルガリは日本のコミュニティを勇気付けるために、YouTubeチャンネルで特別プログラム「CONVERSATIONS FOR HOPE/カンバセーションズ フォー ホープ」を配信しました。ブルガリCEOのジャン=クリストフ・ババンはこう述べています。「ブルガリ・ジャパンとブルガリを代表して、『カンバセーションズ フォー ホープ』の概要を紹介いたします。ブルガリでは、都市封鎖という困難な時期にもポジティブでいられるように働きかけることが重要だと考えています。私たちは誰もが新型コロナウイルスの影響を受け、皆さんの中には知人がこの恐ろしいウイルスに感染してしまった方もいるでしょう。 希望のメッセージを寄せて、目標をもつことの意義や、人生で最も大切なことについて語ってくださった素敵なスピーカーの皆様には、心から感謝申し上げます。私は、美や愛に囲まれている時間が人生で最も重要であると信じており、これをもって私個人の希望のメッセージとさせていただきます。」

© Bvlgari

3日間にわたって様々なゲストを迎え、現状について語ってもらいつつ、強くなってこの体験を乗り切る方法についてのアドバイスを視聴者に紹介してもらいました。「カンバセーションズ フォー ホープ」のモデレーターは小説家の川上未映子氏が務め、歌舞伎役者で人間国宝の坂東玉三郎氏、女優の小雪氏、映画監督の河瀨直美氏といった著名人を迎えました。

MHD モエ ヘネシー ディアジオ ジャパンは、シェフとレストランの活動を支援するために「スマイルフードプロジェクト」に寄付を行いました。同プロジェクトは、プロのシェフたちが病院の医療スタッフに料理を届けようという企画です。このイニシアチブは具体的な支援であるだけでなく、命を救うために毎日新型コロナウィルス感染症と最前線で闘う方々に感謝と応援を伝える手段でもあります。

© Smile Food Project