パトゥが初のウィメンズ プレタポルテ・コレクションを発表
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© Patou
9月25日、パリのファッションウィークが最高の盛り上がりを見せる中、パトゥが昨年5月のリローンチ以来、初のウィメンズ プレタポルテ・コレクションを発表しました。ショーはシテ島の新社屋にくつろげる環境を設けて開催されました。
1914年、ジャン・パトゥはクチュールメゾンを開設し、女性のファッションに革命をもたらしました。審美家であり、パイオニアでもあるジャン・パトゥは、シンプルかつシックなイブニングドレスをデザインする一方、スポーツウェアのコレクションを世界で初めて手がけました。2018年9月にLVMHが「ジャン・パトゥ」改め「パトゥ」のアーティスティック・ディレクターに指名したギョーム・アンリが初めて手掛けたコレクションには、こうした多様性や愉快な遊び心が吹き込まれています。
スポーティなスーツやAラインのスカートから精緻なレースや花の刺繍に至るまで、ギョーム・アンリはパリジャンエレガンスに満ちたワードローブを考案、さらに、ルコックスポルティフとのコラボレーションによって誕生したボクシングシューズやプラットフォームパンプスをはじめとする大胆な作品と組み合わせることによって、パトゥのDNAである陽気な遊び心を表現しています。
ジャン・パトゥは、モノグラムによってクリエーションに自らの名を冠した初めてのデザイナーであり、パフュームのボトルにもモノグラムによる装飾を施しました。ギョーム・アンリはこの伝統を復活させ、デニム素材のジャケットやコート、マリニエールセーターにメゾンの創業者の“Jean”、“Patou”を意味するJPのモチーフをあしらいました。時を経てもなお色褪せることのないこの2文字をディテールとして取り入れることで、クチュールのアクセントを備えた遊び心あるコレクションの魅力を強調しています。
コレクションは、11月中旬からメゾンのウェブサイトに掲載予定です。お帰りなさい、パトゥ!