ディオール ジャパン:2017年春夏オートクチュール コレクション & 2017年秋冬ディオール オム コレクション

東京・銀座の複合施設「GINZA SIX」にディオールの新しいブティックがオープンする前日の419日、メゾンは、マリア・グラツィア・キウリが手掛けた初のオートクチュールのクリエイションと、クリス・ヴァン・アッシュによる2017年秋冬ディオール オム コレクションの特別ライブショーをこの日本の首都・東京で開催しました。

まるで秘密の花園のような迷宮の中で、ウィメンズコレクションのクリエイティブ・ディレクターを務めるマリア・グラツィア・キウリ初となる2017年春夏オートクチュール コレクションが発表されました。絶妙に色調を変化させたパウダリーカラーのイブニングドレスを飾ることで、移り変わる季節を想起させ、花、植物、寓話のイメージが、クリスチャン ディオールのイマジネーションにつながりました。フェミニンなタキシードが斬新な解釈によって蘇り、有名な「バー」ジャケットが分解され、ケープとして作り変えられたのです。マリア・グラツィア・キウリは、1953年にムッシュ・ディオールがデザインした「ジャルダン  ジャポネ (日本庭園)」ドレスからインスピレーションを得た全く新しいクリエイションを披露しました。流れるようなドレスが、その下が曲線になっていることをほのめかし、花や鳥のモチーフがジャケット、コート、フード付きケープに繊細な刺繍としてあしらわれていました。

オートクチュールのショーから30分後には、ディオール オムのクリエイティブ・ディレクター、クリス・ヴァン・アッシュによる2017年秋冬コレクションが発表されました。「GINZA SIX」ブティックのためにデザインされた2種類のシルエットを特徴とする特別コレクションでは、クラシックなメンズスーツとスポーツウェアの要素とが融合し、エレガントな反骨精神が表現されていました。また、パーカやジャケットの上では、エレクトリックブルーとレッドのタッチがポルカドットと出会い、細身のタキシードパンツと組み合わされていました。グラフィックエレメントがクラシックなディオール オムのワードローブと一体化し、ハイブリッドなコレクションの誕生となりました。

420日にオープンした「GINZA SIX」内の新しいディオールのブティックは、有名な中央通りに面してファサードを構える1階を含む計5フロアでウィメンズとメンズのあらゆるアイテムを取り扱っています

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