LVMH、STATION Fのインキュベーター La Maison des Startupsに新しいグループを迎えシーズン3を始動

9月5日~6日、LVMHはインキュベーター La Maison des Startupsのシーズン3を始動しました。STATION Fキャンパスに新たに迎えた26人は、主にLVMHイノベーションアワードで選抜された若手起業家です。

STATION F - 第3弾

La Maison des Startups LVMHは、これからのカスタマーエクスペリエンスの改革に貢献し得るソリューションを提案する世界のスタートアップのためにグループが創設したアクセラレータープログラムです。このイニシアティブは、LVMHのイノベーションポリシーにおける支柱の1つであり、LVMHメゾンとスタートアップ企業とのコラボレーションを深めることでラグジュアリー産業のための先進的な製品やサービスを考案するものです。

STATION Fに220平方メートルのワークスペースを擁する世界最大のインキュベーター La Maison des Startups LVMHは、起業家が革新的なアイデアを前進させるにあたり次の3本柱で支援します:LVMHメゾンのエキスパートと直に接することによるラーニング、専任チームによるビジネスコーチング、LVMHのエコシステムの人材および他の起業家との対象を絞ったネットワーク構築。

© LVMH

今年は26人の若手起業家がLa Maison des Startups LVMHに参加し、認知度拡大、オムニチャネル、物流、クライアンテリング、インストアエクスペリエンス、情報、カスタマイズなど9つの分野におけるソリューションを提案します。2019年LVMHイノベーションアワードで優勝したスタートアップ、3DLookも参加しています。アメリカで設立された3DLookは、スマートフォンで人体をスキャンする技術を開発しました。これによりファッションブランドは直感的で幅広い、究極の個人に合わせたカスタマーエクスペリエンスを届けられるようになります。

La Maison des Startups LVMHと共に、グループは引き続き卓越性へのコミットメントを起業家たちと共有し、彼らと密接に連携して未来のカスタマーエクスペリエンスを生み出してまいります。

ステラ マッカートニーとLVMHが新規パートナーシップを発表。ステラ マッカートニーのさらなる発展を目指します。

ステラ マッカートニーのさらなる発展を目指し、同社とLVMHはパートナーシップに合意しました。

両社はパートナーシップの全範囲における詳細を、9月に公表する予定です。

ステラ・マッカートニー氏は今後も、同社の大部分の所有権を継続して保有し、クリエイティブ・ディレクターおよびブランドのアンバサダーとしての地位に変更はありません。

パートナーシップのゴールは、ステラ マッカートニーの経営上・戦略上の世界展開を加速することおよび、持続可能かつ倫理的なラグジュアリーファッションへの長期にわたるコミットメントの遵守を継続することです。

ステラ・マッカートニー氏は、持続可能性において、アルノー氏および執行委員会の特別顧問という特殊な役を担う予定です。

LVMHとステラ マッカートニーはともに手を取り合って、新たな歴史の一ページを開けることを歓迎しています。

ベルナール・アルノーLVMH会長兼CEOは次のように宣言しました。「ステラとパートナーシップを結べることに感激しております。これから美しい物語が紡がれるのですから。ステラのメゾンには、長期的な展開が見込める偉大なポテンシャルがあることを確信しました。契約の決め手となったのは、持続可能性や倫理的な問題について、ステラは第一線で早い段階から問題提起していたこと、さらにこうした問題に対応しながらメゾンを形成してきたことです。これはLVMHグループの持続可能性へのコミットメントを後押しするものです。

LVMHは25年前に、持続可能性部門を起ち上げたフランス初の大企業です。ステラは、こうした重要な問題への注意喚起を行う活動で大きな力になってくれることでしょう」。

ステラ・マッカートニー氏は次のように続けました。「ステラ マッカートニー ブランドの完全所有権化を発表した2018年3月以降、さまざまなところからステラマッカートニー メゾンとのパートナーシップや投資を希望する申し出がありました。

興味深い申し出ばかりでしたが、ベルナール・アルノーとその息子アントワーヌに匹敵するものはありませんでした。ステラ マッカートニーに対して彼らが示してくれた情熱やコミットメント、持続可能なラグジュアリーファッションのリーダーとして抱いている信念や価値観に感動を覚えました。

アルノー氏とともに、LVMHファミリーの一員としてブランドが持つポテンシャルをあますことなく引き出し、引き上げながら、大部分の所有権を維持できるチャンスが到来したことに大興奮でした。

アルノー氏、アルノー氏の家族そしてLVMHのパートナーになるということは、私と私の家族やステラ マッカートニーのチームにとって大きな一歩となります。ブランドは発足以降素晴らしい結果を残してきました。新たにLVMHとパートナーシップを結ぶことは、これまでの成果を認識することであり、これは序章に過ぎません。これからもっと素晴らしい未来が来る予感がするのです」。

本パートナーシップ契約の締結には通常の要件、特に独占禁止法取締局による承認を受けることが条件となります。

Veuve Clicquot x Women:ヴーヴ・クリコ、女性の起業家精神を測る初の国際的な指標による調査結果を発表

ヴーヴ・クリコは何年も前から、起業家の世界で女性の人材を育み、強化するエネルギーと経験を持った女性のコミュニティーを築いてきました。メゾンがこれから発表するのは、女性の起業家精神の現状を示す調査結果です。これによって、対処し克服しなければならない共通の偏見や精神的・構造的な障壁を特定することができます。レポートの全容は、6月11日にパリの3マザリーヌで開催された「Veuve Clicquot x Women」のイベントで披露されました。イベントでは、新世代の大胆で力強い女性たちを積極的に勇気づける人々との対話が繰り広げられました。

1805年、マダム・クリコが一家のシャンパーニュ製造企業を継いだ際、大胆な決断について深く考える時間はありませんでした。女性がビジネスの世界から締め出されていた時代のことです。その恐れを知らない大胆さは、現在でもヴーヴ・クリコのDNAの中心を占めています。その遺産を称え、メゾンは1972年にヴーヴ・クリコ ビジネスウーマン アワードを、2014年にニュージェネレーション アワード (Prix Clémentine) を創設しました。以来、メゾン ヴーヴ・クリコは世界27カ国の350人を超える女性たちの起業意欲と傑出した成果を表彰してきました。

今日、メゾン ヴーヴ・クリコはそのコミットメントを確認し、先頭に立つ大胆な女性に続く世代を後押ししていることを誇りに思います。6月11日、1805年に始まった対話を現在の優れたロールメーカーと継続しつつ、ヴーヴ・クリコは、勇気を持ち、大胆に思い切って行動することで、現実の世界に本当の変化をもたらすよう女性たちを激励しました。

イベントでは、フランス、英国、南アフリカ、日本、香港で実施された、女性の起業家精神を測る初の国際的な指標による調査の結果が発表されました。この場に、ヴーヴ・クリコはヴィーナス・ウィリアムズ、ノラ・ハムザウィ、アクセル・ルメール、アリス・サグリ、カミーユ・モリノーなど影響力ある女性18人を集め、彼女たちの辿ってきた道のりと関連する問題を話し合いました。ゴールは、女性たちが体験を共有できる場を生むことでした。ローラン・バスティッドが司会を務めた議論で、女性が起業に乗り出す際に直面する、時として思いがけない障壁が浮き彫りになりました。集まったロールメーカーからは、説得力のある一人称のストーリーを通し、変化に向けたアイデアとソリューションが提示されました。

ヴィーナス・ウィリアムズ © Veuve Clicquot

フランスでは起業家を目指す女性の91%が女性起業家から刺激を受けていると感じているものの、成功を収めた女性起業家の名前を挙げられるのは女性の12%にすぎません*。この点に対処するため、ヴーヴ・クリコは社会の変化に向けて指導的な役割を演じ、具体的な形で貢献することを目指します。

ジャン=マルク・ギャロ (メゾン ヴーヴ・クリコCEO) は次のように話しました。「私たちはコミットメントをさらに強化するつもりです。大胆に行動し、自分の才能を確認し、思い切って起業するよう女性たちを勇気づけたいからです。そのため、私たちはこの調査を続け、他の国にも対象を広げる予定です。目的は、行動を起こす女性――と男性――を認識することです。能力と専門知識に恵またロールメーカーは、そのエネルギーを自分自身の運命を切り開こうとする女性の支援に使います。こうして、支援を得た女性たちが、今度は後に続く世代に刺激を与えられるのです。私たちは、マダム・クリコなら同意してくれるだろうと確信しています!」

以下のリンクからレポートの全容をご覧ください:https://www.veuveclicquot.com/fr-fr/clicquot-world/veuve-clicquot-devoile-son-premier-barometre-international-sur-l%E2%80%99entrepreneuriat

*マーケットプローブが5カ国10,171人の代表サンプルを使用して実施した調査。調査結果はBETCコーポレートが分析しました。

LVMH x ビバテック2019 – 1日目:最終的に行き着くのは人間

イベントのキックオフでイアン・ロジャース (LVMH チーフデジタルオフィサー) がスタートアップの代表に向けて行った挨拶に続き、これ以上ふさわしいものはないプレゼンテーションによって一日が本格的に始まりました。ジャンルカ・デ・サンティス (テリオスCDO) によるプレゼンテーションのタイトルは、「人間に寄り添うために欠かせない要素としてのイノベーション」。テリオスは、LVMHとマルコリンがアイウェアの未来に対するビジョンを一つに重ねるべく、両社の専門知識を合わせて立ち上げた合弁企業です。

人間中心のテーマは、ブルガリが「ドリームマシン」という、バーチャルリアリティーによるまったく新しい体験の真っ只中にユーザーを取り込むデバイスを発表した際にも繰り返されました。

ステージ上では、LVMHイノベーションアワードに参加するスタートアップ30社の半分がそれぞれのイノベーションを専門家や一般聴衆に向けて発表し、CEOフォーラムでは、ノルベール・ルレ (LVMHジャパン社長) にイアン・ロジャースが加わり、経済の回復が大幅に遅れる日本における高級品業界のカスタマーエクスペリエンスについて話し合いました。

イアン・ロジャース (LVMH CDO) © Gabriel de La Chapelle

バーチャル リテール――現実的な起業家精神、

午後はパヴィヨンで、バーチャルリアリティー(仮想現実)とオーグメンテッドリアリティ(拡張現実)を中心に据え、フランシス・クルジャン (フレグランスブランド メゾン フランシス クルジャン共同創業者兼アーティスティック・ディレクター) が、バーチャルリアリティーに香りを加える興味深いデバイスを、川口健太郎 (開発企業VAQSO CEO) とともに紹介しました。次いで、ルアナ・パルンボ (エミリオ・プッチ ソーシャルメディア & デジタルコミュニケーション・マネージャー) にキャロライン・グロス (Smartzer創業者) が加わり、メゾンのeコマースサイト、インスタグラムキャンペーン、店舗のタッチスクリーンにおける双方向型・ショッパブルビデオの体験について意見を交わしました。

その後、マークス・ベルタ― (LVMHデジタルAPACテクノロジーリード) が、中国の主要eコマース、WeChatでクライアンテリングシステムを構築した際に学んだことを話しました。

また、起業家精神とそれを推進する女性に注目が集まり、セフォラの社会・環境プログラム「セフォラ スタンズ」の支援を受ける、女性が率いるスタートアップ3社を中心に話題が展開しました。

その後、フラヴィア・ゴライェブ (フェンディ レザーグッズ製品担当、元LVMH DARE参加者) が、より大きなLVMHファミリー内で「社内起業家」であることに伴うリスクと課題について話しました。

最後に、シャンティ・ベレル (Shanty Biscuits創業者兼CEO) が「ビスクイーン」になるまでにたどった道のりを語り、聴衆を楽しませました。

スタートアップ各社のピッチセッション © Gwenn Dubourthoumieu

よりよい世界を構築する

直後に、イノベーションアワードに参加した残り15企業によるピッチが続き、ステージ1では、ピエール・ルエット (グループ レゼコー会長兼CEO) を司会として魅力的な円卓会議が始まりました。トリスタン・ハリス (Center for Humane Technology共同創立者兼代表取締役)、ソフィー・ベロン (Sodexo会長)、アレックス・ダヨン (Salesforce社長兼CSO)、ナタリア・ヴォディアノヴァ (Elbi共同創立者)、ジミー・ウェールズ (ウィキペディア創業者) という錚々たるメンバーは、技術と倫理に関するその専門知識を総動員し、よりよい世界を築くための技術について意見を交わしました。

一日の締めくくりとして、ミカエル・ゲリー (ラ・サマリテーヌ・プロジェクト・ディレクター) から、パリを象徴する百貨店の2020年に予定される間近に迫った再生について最新情報が提供されました。話題は、ますますデジタル化する世界において実在の店舗が差別化を図り、今までになく要求水準が高く洗練された顧客に一流の体験を届ける方法に及びました。
LVMHパヴィヨンでの1日目は、今年のビバテクノロジーの方向付けを定めるものでした。金曜日の再訪をお待ちしております。LVMHが新たなイノベーションに光を当てる他、イノベーションアワードの受賞者が発表されます。明日はもうそこまで来ています…

LVMH x ビバテック2019 – 3日目:未来は今、始まる

ビバテクノロジー2019の最終日となる3日目、LVMHは一般来場者に向けてイノベーションにかける情熱を精力的に紹介しました。

グループが擁する70社以上の企業は、それぞれがそのルーツと伝統を重んじつつ、製品を新しく作り変える努力を続けています。

最終日は来場者向けのバーチャルリアリティー体験「I Never Promised You A Garden」で始まりました。パストール・プラチェックが制作し、アルルのVRフェスティバルで放映されたものです。

© Sylvain Bachelot

エレーヌ・フレス (グループ・コミュニケーション・ディレクター) は世界随一のラグジュアリーブランドが収めた主要な成功を強調し、各メゾンがサヴォアフェールや伝統遺産を固有の革新力と組み合わせた製品を生み出していることを再確認しました。

アイコンの再生

数年前からパリ中心部では大がかりな修復プロジェクトが進行しています。セヴリーヌ・シャボー (ラ・サマリテーヌ コミュニケーション・マネージャー) はビバテックの来場者にこのプロジェクトを紹介しました。2020年4月、伝説の百貨店は日本の建築事務所Sanaaによる波うつガラスのフファサードと改修された歴史的なアールヌーボーのガラス屋根を披露する予定です。

 

© Sylvain Bachelot

未来の文化

ビバテクノロジー2019は、今後イノベーションを実施する人々にスペースを提供せずに終わるわけにはいきません。

将来イノベーションを実現する世代に刺激を与えるため、オドレイ・キヴルー (LVMHデジタルHRマネージャー) がステージに上がり、グループのデジタル関連の新しい職およびLVMH内にある多数のキャリア機会を紹介しました。

食べて、飲んで、健康に

LVMHパヴィヨンでは、さらに総合的なイノベーションも紹介されました。

フェロル・ドゥ・ボニー (ラ・グランド・エピスリー マーチャンダイズ・ディレクター) が取り上げた話題は農業生態学と都市農業。パリの高級食料品店である同ブランドが実施して顧客の好評を得ている、環境に配慮した二つのイノベーションです。

引き続き食品技術のテーマについて、モルガンヌ・ポン=ブリュアン (シャンドン トレードマーケティング & イノベーション・ディレクター) は、カクテルの泡をカスタマイズするソリューションを開発したイスラエルのスタートアップ、Ripplesとメゾンの新しい協力体制について説明しました。

健康問題にも注目が集まりました。アナイス・バリュ (2016年ヴーヴ・クリコ ビジネス ウーマン アワード受賞者、スタ―トアップDamae Medical共同創業者兼社長) は、21歳で革新的な皮膚がん診断システムを発表し、マダム・クリコと同じ大胆さを示したいきさつを紹介しました。バリュの辿ってきた道と乗り越えた障害についての回想は、示唆に富むものでした。

ビバテクノロジー2019が閉幕しても、LVMHの各メゾンとスタートアップ各社は同2020の推進力となるイノベーションにすでに取り組んでいます。何といっても、イノベーションはグループのDNAに刻み込まれているのです。

 

Alcohol abuse is dangerous for health. Please drink responsibly.

LVMH x ビバテック2019 – 2日目:イノベーションの表彰

午前10時:LVMHイノベーションアワードの優勝者がついに発表されます。LVMHは、明日のカスタマーエクスペリエンスを生み出すという課題に対する回答の質と熱意を基に、9カ国のスタートアップ30社をあらかじめ選出していました。

ベルナール・アルノー (LVMH会長兼CEO) とイアン・ロジャース (チーフデジタルオフィサー) は、その中から3DLOOKを優勝者として賞品と一緒に紹介しました。同社はアパレルリテール等の業界を対象としたモバイル型のボディスキャニング技術を専門としています。。

LVMHの各メゾンは長年引き継がれてきた伝統を現代に合わせることで革新を続けているため、ビバテクノロジーはグループにとってその革新を共有するごく自然な舞台でした。

© Gwenn Dubourthoumieu

伝統としてのイノベーション

世界随一のラグジュアリーグループであるからには、業界の伝統とサヴォアフェールを保全する責任があります。また、グループには新たなプロセスを、往々にして昔から伝わるサヴォアフェールと貴重な素材にアプローチする新たな方法を、探し続けることも求められています。

2日目の最初の講演者、ジュリアン・トルナール (時計メーカー ゼニス社長) は、1865年 (メゾンの創業年) に遡る伝統と21世紀のテクノロジーの出会いについて話し、職人の情熱がいかに技能の継続的な進化に役立ったかを想起させました。

ローラ・ブルデーゼ (アクア ディ パルマ社長) は、デジタルアシスタントがブランドと消費者の固い絆を強化できることを示し、同社の理容の世界とGoogle HomeやAlexaといったアシスタントとの統合について説明しました。

ルイナールについては、セシル・リフォー (ルイナール国際マーケティング責任者) とオレリー・ドレ (ルイナール デジタル & コンシューマーエンゲージメント担当マネージャー) が、同社がいかに伝統と現代性を組み合わせつつ、ラグジュアリーとデジタルコンテンツの結びつきを強化したかを説明しました。

© Gwenn Dubourthoumieu

ブランドがストーリーを語るための新しい方法

その後、ジャン=ドニ・マリアーニ (ゲラン チーフデジタルオフィサー) がデジタルの進展がストーリーテリングを豊かにするという話題を取り上げ、同チームが香水の発表で最近得た体験を紹介しました。

ウブロとブルガリは独自の埋没型戦略を披露しました。ウブロが紹介した「デジタルブティック」は、顧客がメゾンと直接やりとりできる360度のバーチャルリアリティー。一方ブルガリが紹介したTovchは、IoTの中心にラグジュアリーを投入するデバイスです。

細部へのこだわり

往々にして消費者には見えない最新技術にも光が当てられました。レスリー・セレロ (ディオール グローバルクライアントデベロップメント・マーケティング・Eリテール担当シニア・バイスプレジデント) は、高級品業界に特有のデータ収集問題を、人工知能に関する話によって描き出しました。

ヘネシーのブドウ畑で利用されるロボット工学は、グザヴィエ・ポワトゥ (研究 & イノベーション・コーディネーター) とギヨーム・デルプラ (ブドウ畑市場製品マネージャー) が取り上げたトピックでした。二人は、ロボット「TED」のおかげでメゾンが「殺虫剤ゼロ」の目標を達成できそうだと説明しました。

© Gwenn Dubourthoumieu

起業家精神への情熱

起業家精神を巡っては、午後、レティシア・ロッシュ=グルネ (LVMH ビジネスシナジー・ディレクター) とレア・ボダン (LVMH社内事業家) がDAREプログラムについて意見を交わしました。このプログラムは社内のイノベーションを促進するグループの企業文化における革命です。

その後、レティシア・ロッシュ=グルネにオリヴィエ・ル・ガルランテゼック (LVMHデジタル部門パートナーシップ・ディレクター) およびLVMHがパリのステーションFにおける「ラ・メゾン・デ・スタートアップ」支援プログラムの一環として育てるスタートアップ3社が加わり、それぞれの経験を話し合いました。

ビバテクノロジー2019の最終日となる3日目、LVMHパヴィヨンにおいでください。発見、革新、サヴォアフェール、起業家精神に満ちた一般公開となります!未来はすぐそこに…

 

スタートアップの3DLOOK、ビバテクノロジー2019に合わせて開催された第3回LVMHイノベーションアワードで優勝

ビバテクノロジー2日目、ベルナール・アルノー (LVMH会長兼CEO) とイアン・ロジャース (グループ チーフ・デジタルオフィサー) は、アパレルリテール等の業界を対象としたモバイル用ボディスキャニング技術を専門とするスタートアップ、3DLOOKにLVMHイノベーションアワードを授与しました。

2017年の創設以来、大成功を収めているLVMHイノベーションアワードの授賞式は、世界各国のイノベーションを紹介するビバテクノロジーで、LVMH社員、スタートアップ、参加者の出席のもと、5月17日に行われました。応募した数百社の中からLVMHによってファイナリストに選出されたスタートアップ企業30社 (その63%がフランス国外に拠点を置く企業) が、賞を目指してそれぞれのイノベーションをパヴィヨンLVMHで紹介しました。

今年のパヴィヨンLVMHのテーマは、「明日のカスタマーエクスペリエンスを生み出す」。期間中、24のLVMH傘下メゾンに加えて最終選考に残ったスタートアップ30社がカスタマーエクスペリエンスを向上させるソリューションを発表しました。それぞれが、LVMHによって特定されたカスタマーエクスペリエンスの8段階の一つを改善に導くものでした。

ビバテクノロジーのハイライトとなるLVMHイノベーションアワードが創設された目的は、スタートアップを見出し、その発展を積極的に支援する一方、3日間にわたるデモンストレーションとピッチセッション中にLVMHの各メゾンとファイナリストのスタートアップとの対話が生む好循環を促進することでした。このアプローチは、創造と革新、卓越性、起業家精神というLVMHグループの基本理念に通じるものです。

イアン・ロジャース (LVMHグループ チーフデジタルオフィサー) は次のように話しました。「今年の応募企業の大部分はフランス国外に拠点を置いています。このことは本アワードの成功を反映しているとともに、こうした若いスタートアップがイノベーションを紹介する世界一流の舞台で大勢の目に触れる機会を生んでいます。LVMHが注目する、明日のカスタマーエクスペリエンスを生み出すというテーマは、傘下のメゾンとLVMHイノベーションアワードのファイナリストの間に生まれた相乗効果によって、かつてなく説得力のある印象深いものになっています。」

3DLOOKは2016年にシリコンバレーで設立。創業者のワディム・ロゴフスキー、アレックス・アラポフ、イヴァン・マキーフは、人体をスマートフォンだけで測定する方法を生み出しました。3DLOOKが開発した技術によって、顧客に確実にサイズの合う衣服を購入してもらえるようになります。3DLOOKは、わずか2枚の写真の処理で人体を測定できる技術を開発することに成功した初の企業です。そのソリューションによって、各種ブランド、小売業、eコマース事業などの顧客が、チャネルを問わず、個人に合ったカスタマーエクスペリエンスを届けられるようになります。LVMHイノベーションアワードで優勝した3DLOOKには、インキュベーション施設のステーションFにおける「ラ・メゾン・デ・スタートアップ」プログラムの一環として、その発展を推進するべく同社に合わせた支援がグループから提供される予定です。

「LVMHグループに認められたことは大変な名誉です。LVMHのすべてのメゾンと関係を築き、新たな挑戦に立ち向かう助けを得るすばらしい機会となります」とワディム・ロゴフスキーは話しています。

LVMHイノベーションアワードの授賞式では、3DLOOKを含む以下のスタートアップ5社がメインステージでそれぞれのイノベーションを発表する機会を得ました。
• 3DLook (米国) はアパレルリテール等の業界を対象としたモバイル型のボディスキャニング技術を開発。背景に関係なく、わずか2枚の写真から顧客の体形とサイズを測定するアプリを、オンラインや店舗でのショッピングに活用できます。
• DigitalGenius (英国) は、会話を理解し、反復されるプロセスを自動化することで、カスタマーサポートの自動制御を実現。
• Euveka (フランス) は、プロトタイプ作成とアパレルデザインのプロセスに革命をもたらすスマートマネキンを提案。人体の変化に最大限に合わせられるソリューションです。
• Evrythng (英国) は、物理的な対象にデジタルIDを与えるスマート製品プラットフォーム。
• Slyce (米国) は、小売業と各種ブランドに向けた、ビジュアル検索と画像認識の技術。ユーザーが見たものを特定するのに役立ちます。

LVMH Innovation Award: discover the 30 finalist startups that will showcase their solutions in the LVMH Luxury Lab at Viva Technology 2019

LVMH has announced the list of 30 startups selected as finalists for the third edition of the LVMH Innovation Award. The startups will be part of the LVMH Luxury Lab at the upcoming Viva Technology show in Paris on May 16-18. Chosen from the large number of candidates from around the world who applied, these 30 startups will showcase their vision of the customer experience of tomorrow to industry professionals and the public.

Viva Technology, the world’s premier rendezvous for innovation, is set for this coming May 16, 17 and 18 in Paris. The event is an opportunity for the 30 startups shortlisted by LVMH to pitch their solutions. Following three intense days of pitches and exchanges, one of the budding enterprises will receive the third LVMH Innovation Award at a ceremony on May 17 at 10 am. The winner will benefit from personalized support for a full year to drive its growth, as well as a spot in the Maison des Startups LVMH, part of the Station F incubator.

The 30 startups selected as finalists this year propose the top solutions for  “Crafting the Customer Experience of Tomorrow”. They represent nine different countries and span ten different categories, including omnichannel, supply chain, clienteling, customer service, data and AI. What’s more, 20% of them were founded by women.

ベルモンド取得で、ラグジュアリーホテル分野におけるLVMHの優位性を強化

ベルモンドへようこそ!昨年12月の協定調印を経て、LVMHはベルモンド グループ取得を完了させました。これにより、ラグジュアリーホテル分野におけるLVMHの優位性を強化し、シュヴァル・ブランとブルガリ ホテルズ&リゾーツの傑出したホテルサービスと合わせ、ホテル業務の発展を図ります。

1976年、ベニスのホテル・チプリアーニを取得し設立されたベルモンドは、ハイクラスな旅行体験とホテルを提案する、他に類を見ないポートフォリオを維持・開発し、世界でも極めて魅力的な名所に展開しています。

© Belmond

「稀有な素晴らしい体験をお求めのお客様の要望に応えるべく、ベルモンドは世界でも非常に特別な場所に象徴的なホテルを所有しています。ベルモンドの歴史、品質、サービス、仕事への厳しさ、起業家精神は、LVMHグループの価値観と完全に一致しています」とベルナール・アルノーLVMH取締役会長兼CEOは明言しました。

24カ国でベルモンドが経営する33のホテルの客室数は3100室を数え、その中でも、ポルトフィーノのスプレンディード、リオデジャネイロのコパカバーナ・パレス、サンクトペテルブルクのグランド・ホテル・ヨーロッパは、都市の素晴らしいランドマークになっています。ブラジル・イグアスの滝を臨むジュエリーのようなホテル・ダス・カタラタスや、失われた古代都市マチュ・ピチュに守られるように佇むサンクチュアリー・ロッジは、安らぎを与えてくれる場所。そして、素晴らしい世界遺産、ホテル・モナステリオやヴィラ・サン・ミケーレは、いずれもかつては修道院であり、それぞれ、ペルーの秘宝クスコの中心地、フィレンツェのフィエーゾレの丘の上にあります。

© Belmond

ベルモンドは7つの豪華列車も運営。中でも、ラグジュアリーな旅を象徴するベニス・シンプロン・オリエント・エクスプレスは伝説のアールデコ デザインを誇り、ロイヤル・スコッツマンにはエドワード朝時代のエレガンスと別荘で過ごす快適さが融合しています。さらに、2つの優雅なリバークルーズ、ベルモンド アフロート・イン・フランスとベルモンド ロード・トゥー・マンダレーが、特別な体験とパーソナライズされたクルーズの楽しみ方を中心とした旅をご提案し、完璧なサービスをお約束します。

© Belmond

ベルモンド取得により、LVMHはラグジュアリーホテル業界での優位性を強化し、素晴らしい場所で堪能する特別な体験のコレクションがグループの資産に加わりました。シュヴァル・ブラン ホテル(クールシュヴェル、ランデリ、サン・バルテルミー島、サントロペ、間もなくオープンするパリ、ロンドン、ロサンゼルス)、ブルガリ ホテルズ&リゾーツ(ミラノ、バリ、ロンドン、北京、ドバイ、上海)とともに、より豊かなご提案を実現します。

EllesVMH Accelerator Day: LVMH、「2020年までに50/50」の目標達成に邁進

3月13日、国際女性デーに合わせてパリのLVMH本社には、LVMHの執行委員会や300人以上のグループマネージャーが集まりました。この日のアジェンダには、カンファレンス、パネルディスカッション、ネットワーキング、コーチングセッションなどが盛り込まれました。グループ内の女性のキャリア促進を加速することによって、2020年までに主要なポジションでジェンダーの平等を実現するという目標を再認識する機会となりました。

2007年に立ち上げられたEllesVMHプログラムは、LVMHとメゾンのあらゆるレベルやポジションで多様性を育むことを目標としています。プログラムはすばらしい成果を残してきました。2007年には上位管理職に占める女性の割合は23%だったのに対して、現在は42%になっています。グループでは、2020年までに主要なポジションにおいて厳格にジェンダーの平等を達成することを奨励していきます。

この勢いを継続し誰もが目標達成に向けて前進できるようにするため、グループでは執行委員会のメンバー、CEO、メゾンのヒューマンリソース(HR)ディレクターなど上位管理職を招いて、300人以上のマネージャーと一緒に3月13日(水)にパリで行われたEllesVMH Accelerator Dayに参加しました。アジェンダは2つのパートに分けられました。

© Nora Houguenade

午前はLVMH執行委員会のメンバー、多数のCEO、メゾンのHRディレクターがグループのHR&シナジー執行副社長のシャンタル・ガンペールやアジア太平洋HR上級副社長のルーザ・ロザケアスと会い、今日までの成果や2020年までに女性が上位管理職の50%を占めるために何が必要かについて議論しました。

午後はさらに多くのLVMHのマネージャーが男女ともに集まり、「LVMHの女性への称賛と協力」というテーマの下、団結しました。彼らは議論でリーダー達から刺激を得たり、コーチングセッションやベストプラクティスを共有するネットワーキングに参加したりしました。