IUCN(国際自然保護連合)

社会責任と環境責任

2021年9月3日から11日にかけて開催されたIUCN世界自然保護会議において、ユネスコMAB(人間と生物圏)計画のパートナーであるLVMHは、生物多様性の保全に向けての取り組みをアピールしました。

MAB : 人間と生活圏』計画において、ユネスコとのパートナーシップを締結

2019年、LVMHは政府間科学政策プログラムである『人間と生活圏』(MAB=Man and the Biosphere)計画を支援するため、ユネスコと5年間のパートナーシップ契約を結びました。この国際的協力関係の目的は 生物多様性の保全を推進するために世界レベルで行動を起こすこと、そして国連が採択した目標に矛盾しない、持続可能なベストプラクティスを実行に移していくことです。

ユネスコ-LVMHによるこのプロジェクトでは、2つの主要な課題への取り組みに貢献します。1つは、森林と土壌の再生。もう1つは、持続可能な雇用、そして代替収入源を創出することです。地元市民が森林伐採に頼ることなく、経済的収入を得られることを保証します。

このパートナーシップは、森林破壊が進むアマゾン地域に対し5年間にわたり5百万ユーロを投じた、共通プロジェクトによって具体化されました。森林破壊現象は、この地域のエコシステムに対する大きな脅威となっています。

またこの取り組みは、人間と自然とが調和して暮らすことを可能にするというユネスコが掲げる目標と、自然と創造性とを結びつけ『新しいラグジュアリー』を実現させようとするLVMHの目標とを両立しています。会議中、開会式と「CEOサミット」の2度にわたり、ユネスコ事務局長のオードレー・アズレーと、LVMHイメージ&環境部門ディレクター、アントワーヌ・アルノーの2人によって、この目標が強く打ち出されました。

共同パビリオンの出展

共有スペースの中で、ユネスコとLVMHグループおよびグループメゾンは、生物多様性についての互いのビジョンと具体的なアクションの展示を行いました。『ACT(All Committed To)』をテーマとした複数のスペースを設置し、生物多様性の保全に向けて、ユネスコとLVMHがどのように協働しているかを示しました。

  • 『ACT Together』では、政府間科学政策プログラム「人間と生物圏(MAB)」計画に取り組む、LVMHとユネスコのパートナーシップについて説明を行いました。
  • 『ACT for Conservation』では、ユネスコとLVMHが持続可能な自然資源の管理において展開している、革新的なソリューションを取り入れた活動事例についての詳細を展示しました。
  • 『ACT for Sustainable Use』では、生物多様性がかつてないほどに減少している中で、生物多様性の保全と持続可能な資源の利用を両立させながら、持続可能なアクションを確実に行うために、どのようにユネスコとLVMHが協力しているかを紹介しました。
  • 『ACT for Innovation』では、ユネスコとLVMHが地球保護のために、新たなツールをどのように開発しているかを説明しました。生き物たちから発せられる兆候を認識し、理解し、尊重する人間のキャパシティを強化し、自然と共に進化していくため、連帯的な結びつきを強めることを目指します。

アーティスト、ティイス・ビアスティカーによるインスタレーション『Wither

会議の一環として、LVMHはアリス・オドゥワンがキュレーターを務める「アート・オブ・チェンジ21」が企画した展覧会「Biocenosis21」を後援しました。グループは資金援助を行ったほか、ティイス・ビアスティカーが手掛けた特別作品『Wither』を、ユネスコ x LVMHの共同パビリオンで展示しました。

このオランダ人アーティストは、ユネスコとのパートナーシップにより、エコロジーとテクノロジーとをかけ合わた彫刻作品で森林破壊データを視覚的に表現し、来場者の関心を高めました。