グループの環境フットプリント

社会責任と環境責任

2020年、LVMHは、気候・水・生物多様性の3つの分野にわたり、スコープ1・2・3のすべてにおける全バリュー・チェーンの環境フットプリントの算出を初めて実現しました。

LIFE 360で掲げた目標値を達成するための詳細なアクションプランを策定するためは、企業活動がもたらすインパクトを、気候・水・生物多様性の全ての側面において、かつバリュー・チェーン全体について、正確に把握することが重要です。これら3つの分野においてインパクトを軽減するための課題は、ほぼすべてがスコープ3に集約されており、気候および生物多様性では94%、水においては92%を占めています。こうした多元的環境フットプリントは、環境レポートで報告された2019年のデータをベースに評価を行い、2年ごとに更新する予定です。

気候フットプリントは、気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の2013年方法論に従い、2018年にはなかった新しいカテゴリー(自宅から職場への通勤、一部製品の使用段階、販売拠点での広告活動、ファッションショー、 製品の廃棄処理)を含めて評価されました。

ウォーターフットプリントについては、AWAREの評価モデルを使用し、グループメゾン全体を対象に、地域における水ストレスの感度について詳細な分析を行いました。地域ごとに使用可能水量と水消費量の比較を行い、地理的エリアごとの水ストレスの度合いを分析評価しています。

生物多様性フットプリントについては、バリュー・チェーン全体でのライフサイクル分析を、16項目のインパクト指標に基づいて行いました。その内12項目については、地理的特徴を考慮に入れて評価するという、地域の特徴に合わせたアクションプランの構築を可能にする先進的な方法が取り入れられました。