経済的
フットプリント

LVMHは誕生以来、活動を力強く推進し、特に国際市場で事業を拡大させてきました。グループの企業業績は、傘下のメゾンが事業を展開する地域社会の経済的発展、雇用、イノベーションの源となっています。

© Emiliano Ponzi / ARR

雇用にもたらすポジティブな影響

“グループ独自のビジネスモデルは、LVMHと傘下のメゾンが、調達・製造から店舗ネットワークを通しての製品の流通に至るまで、上流と下流の両方で卓越性を育むことを可能にしています。

ブランドの本社と製造拠点 (主にヨーロッパ内)、および多くのグループ傘下のメゾンが運営する店舗と流通センターではいずれも、増え続ける製品需要に対応するため、世界中で採用人数を増やしています。”

2016年、LVMHと傘下のメゾンは、33,477人を採用し、これによって総従業員数は134,467人に増えました。

主要な経済セクターであるラグジュアリービジネス

LVMHが牽引するラグジュアリー業界は、フランスや他ヨーロッパ諸国における経済機構や社会機構に多大な貢献をしている分野です。この卓越性のネットワークが、こうした地域に比類なき経済的・文化的財産をもたらしているのです。

さらに、LVMH傘下の各メゾンは、直接的および間接的に、多くのパートナー企業の繁栄を助けていますが、それはラグジュアリー業界が、高い付加価値を有する持続可能な新規雇用を創出しているからです。ラグジュアリービジネスは、ヨーロッパからの総輸出量の10%以上を占め、フランスを含めヨーロッパ全体の海外貿易に大きく貢献しています。

また、ラグジュアリー製品が製造される国々は旅行者にとって魅力的な目的地にもなっています。LVMHの各メゾンはヨーロッパの主要都市の経済を活性化させると共に、文化的拠点としてのその都市の魅力も高めているのです。

LVMH製品の高品質を実現するには、類稀なるクラフツマンシップとサヴォアフェールが求められます。LVMHの成功と傘下の各メゾンが培ってきた伝統を維持するには、こうしたメティエを守ることが最優先です。LVMHグループは、イノベーションを促進し、若い人々がこうしたメティエに携わるよう働きかけるという長期的なビジョンによって、かけがえのない技能を支えています。LVMHが設立したInstitut des Métiers d’Excellence (IME)はその一例です。この職業訓練プログラムを通し、グループは独自のサヴォアフェールを確実に伝え、若い世代に職人やデザインのキャリアに進むよう促しています。

Initiatives

  • LVMH Métiers d’Art 

    LVMHのファッション & レザーグッズを扱うメゾンにとって不可欠な素材と技術へのアクセスを確保するため、LVMH Métiers d'Artは主要サプライヤーを対象に長期的な投資と支援を提供しています。

  • へネシーとコニャックの生産者 

    無敵のマーケットリーダーである (世界のコニャック市場のほぼ半数を占める)へネシーは、コニャック地方やその近隣地帯のブドウ生産者の3分の1と緊密な協力関係を築いており、中にはへネシーとの関係が数世代にわたる生産者もいます。

  • ロエベのレザー職人養成スクール 

    マドリード郊外のヘタフェにある工場の敷地内に建つ、最新設備を誇る新しい職人養成スクールによって、ロエベは皮革製品におけるリーダーシップの伝統を守り続けています。

  • ドン ペリニヨンとオーヴィレールのサン-ピエール修道院修復プロジェクト 

    ドン ペリニヨンは、フランス歴史的建造物管理建築家 (ABF)と密接に協力し、地元の職人たちに働きかけることで、シャンパン メゾンの生地であるオーヴィエのサン-ピエール修道院を修復しました。

  • ラ リュッシュ:ゲランのフランスにおける新製造拠点 

    創業以来、ゲランのフレグランス、スキンケア、メイクアップ製品はすべてフランス国内で生産されています。競争力に優れた産業クラスター、“コスメティックバレー”を代表するゲランは、現在、2015年初頭にシャルトルにオープンしたラ リュッシュ (“蜜蜂の巣”の意)を含め、2つの製造拠点をこの地に構えています。

  • Hélios:パフューム&コスメティクス事業の中枢を担うリサーチセンター 

    LVMHグループは、2013年11月にヘリオス リサーチ開発センターをオープンさせました。フレグランス・化粧品分野のクリエイティビティを刺激する拠点として設計されたこのセンターは、フランスの非居住用建物を対象とする厳しい環境基準、HQE (高環境品質)の認証を取得しています。