MANAGERS

「LVMHは、人材によって違いを生み出してきたグループです。他のどこよりも、人材が傘下メゾンの成功を支える重要な資産です。彼らがLVMHのエコシステム内で成功する環境を整えることで、長期的な業績が保障されます。だからこそ最高の社員を育成することが、私たちの人事政策の要と言えるでしょう。」

文化統合による新人研修の最適化

LVMHグループに入社する全ての社員を対象に新人研修プログラムが用意されています。この研修によって、LVMHの世界を体感しながら知識を増やし、グループが直面するあらゆる課題に対する意識を高め、グループが擁する「メティエ」を理解することができます。この期間は、同時期にLVMHグループに入社した他の社員と出会い、ネットワークを築く機会となります。

透明性のある能力評価

グループの人材を知り、その将来の目的を理解することは、LVMHの持続と成功を保証する上で極めて重要です。グループの全社員は、毎年1年の終わりに勤務・キャリア評定のプロセスに参加します。この機会にマネージャーはそのチームメンバーと個人面談という形で意見交換や話し合いを行い、各社員の業績評価、次年度の目標設定、短期・中期的なキャリア上の希望や展望の明確化を行うことになっています。

能力開発ツール

研修は、各社員が能力開発のために活用しなくてはならない基本的なツールです。年次評価の際、マネージャーとそのチームは取り掛かるべき能力開発プログラムについて話し合います。これは、社員の職業上の希望と組織の経営課題との両方にソリューションを提供するものでなくてはなりません。そのため、各社員と各組織のニーズに完璧に合ったソリューションを提供するべく、グループ、メゾン、地域によって多様な研修プログラムが用意されています。取り上げられるテーマは文化、経営課題、「メティエ」、管理、製品など様々で、それぞれの責任レベルに合わせたものになっています。

モビリーティー (社内異動)の奨励

LVMHグループのイントラネットサイト内におかれる「Move」では、グループ内のオープンポジションを閲覧することができます。また、このプラットフォームを利用した社内応募は、常に優先的にあつかわれています。2012年以降、60を超えるメゾンから6,800件の求人がMoveに掲載されました。モビリティはグループの人事政策の柱の一つです。これはLVMHグループ内でキャリアを積み重ねる上で有益なものとなっています。グループ内部の人材とオープンポジションとのマッチングを図るため、すべての職種と人材に関しての協議会が各地で定期的に開かれています。多くの場合、まずはその業務の基本を習得するために同メゾン内または同じ職種内に配属され、その後、他の分野や領域での成長を目指した配属が行われます。2014年は約2,500人の社員がモビリティーを利用しました。