人材育成

LVMHの人事部門は、効果的なキャリアマネジメントを提供することによって、LVMHグループの成長促進を目指しています。

誠実で熱意ある人材を確保するために

人事チームは、LVMHグループの事業に関する明確なビジョンと深い知識を活かすことによって、社員の職業上の願いを叶え、キャリア発展に最適なリソースを提供することができます。

人事部門が最も重視しているのは、情熱と創造性にあふれた強いチームを作ること、そして積極的な能力開発プログラムを実施して社員の能力を向上させることです。そのために「研修」と「異動」を効果的に活用しています。

豊かな「エコシステム (生態系)」の中の人材育成

LVMHは、世界各地に多彩なメゾンとメティエを擁する、多様性に富んだエコシステムです。他社にはないキャリア機会に溢れ、1年間に2,400人のマネージャーがグループ内の人事異動を有利に活用するだけでなく、 その数は年々増加傾向にあります。すべてのマネージャー職が対象で、例えばジェネラルマネージャー職の3/4が社内からの昇進によって占め られています。

地域間、部門間を問わず、グループ内での異動が活発であることは、人材を集め、維持するための重要な要素です。それによって社員は仕事や人生にや りがいを感じることができるほか、新しいスキルを身に付けたり、経験の幅を広げたり、新しい人脈を開拓したりすることも可能になるのです。

社員自らがキャリアを切り拓くための支援

異動を成功させるには、好奇心が強く、オープンマインドであること、そして社内で昇進したいと強く望 むことが必要です。キャリアの発展は、もちろん本人が中心となって目指すものですが、新しい任務の成功は本人だけでなくマネージャーや人事部門も協力してこそ実現できるものです。

LVMHグループでは、社員の異動を促進するため、有効なシステムを整備しています。人事部門やオペレーショナルモビリティ委員会といった組織のほか、キャリアインタビュー、イントラネットの「ジョブポスティング」プラットフォームなどの制度も設けています。こうしてグループ内で人材交流を活発に行うことで、グループにフレッシュなエネルギーと創造性がもたらされ、グループ全体の人材力を充実させています。

研修を通じた能力開発

全社員にとって、研修は能力向上のために欠かせないツールとして活用が求められています。毎年の人事考課で、マネージャーと社員はどのような能力開発プログラムを実施するかについて話し合います。その際、研修は社員本人の希望に沿ったものであると同時に、会社側の事業課題の解決につながる内容でなければなりません。そのニーズを満たすため、LVMHグループではグループが実施するものや、メゾンや地域が実施するものなど、多種多様な研修プログラムを用意 しています。取り組むテーマは、文化、事業課題、「メティエ」、マネジメン ト、製品など多岐にわたり、それぞれの職務に合わせたレベルで研修プログラムを提供しています。またLVMH Houseを設立し、シニアエグゼクティブのための戦略的な学習拠点として活用しています。

重要な数字

  • 23,000 マネージャーの数
  • 2,400 1年に人事異動制度を
    活用する
    マネージャーの数
  • 2/3 社内の昇進によって
    就任する
    ジェネラルマネージャーの割合