小林 健太郎

(MHD モエ ヘネシー ディアジオ、マーケティング マネジャー ドンペリニヨン、クリュッグ、ルイナール)

完璧なものを提供して初めてラグジュアリーブランドを名乗れるのではないでしょうか。

「アメリカのワシントン大学を卒業後、フランスのソルボンヌ大学へ留学し、帰国後にホテル業界で働き始めました。その頃でした、ルイ·ヴィトン ジャパン創設者の秦さんの書籍と出会い、LVMHのビジネスを知り、ここで働きたいと思うようになったのは。

25歳のときにモエ ヘネシー ディアジオの日本法人に採用され、日本のマーケットでドン ペリニヨンのマーケティングの経験を積み、4年半後にフランスのメゾンチームに配属となりました。フランスの象徴的なブランドであるドン ペリニヨンを日本人として世界に送り出す一端を担えたことがとても嬉しく、常にやりがいを感じていました。そんな中で取り組んだジェフ·クーンズとのコラボレーション。シャンパーニュ業界としては異例の取り組みで、製作チームやファイナンス、リーガルと議論を重ね、各国のドン ペリニヨンの責任者と連携を図るなど、チーム一丸となって動くことの重要性を切に感じたプロジェクトでした。

2017年3月に帰国後はドン ペリニヨンに加えてクリュッグとルイナールという3つのプレステージ·シャンパーニュのブランドのマーケティングを担当しています。私の場合は、商品に対する熱意が根底にあるので、心からお勧めできる商品やブランドに関われるという喜びが毎日あります。ラグジュアリーブランドに絶対に必要なものは何か。それは揺るぎない品質であり、細部にまで行き渡った気配りだと思います。完璧であるということをもって初めてラグジュアリーブランドを名乗れると思っています。

その完璧さを追求する上で、チームワークが要になります。先人から続くブランドの革新の歴史や価値をお客様に確実に伝えるには、各部署やメゾン、パートナー企業と連携を図ることが不可欠です。また、それが達成できたときの喜びは、チームで働いたからこそ大きいのだと思います。」