ヴァレリー-アンヌ・クレップス

(グレンモーレンジィ、スコットランド・グローバルコミュニケーション部長)

ヴァレリー-アンヌ・クレップスのインスピレーション源は、これまでに訪れた国々と多くを学んだマーケットの数々です。現在はスコットランドを拠点に、自分の持てる知識を2つの魅力あるウィスキーブランドのために活用しています。

私は昔から好奇心旺盛で、他の人からの学びに熱心でした。ですから私は、LVMHの仕事で各地を旅してさまざまな働き方を探求し、さらにグレンモーレンジィでの現在の仕事に至るまでに身に着けたスキルを分かち合うことができて恵まれていると思います。

モエ・ヘネシーでは、最初は急成長を遂げるロシア支社のジュニアブランドマネージャー、次いで独立国家共同体地域のエリアマネージャー、後にロシア市場のコミュニケーションディレクターを務めましたが、そこでは常に創造性の必要性と真の企業精神が私の原動力でした。

経験したどのポジションでも、刺激的な環境といつでも話に耳を傾けてくれたマネージャーが、行く先を明るく照らす光として、私がもともと持っていたのと同じ好奇心、同じ情熱、結果に対する同じ願望を呼び起こしてくれました。こうした資質は、「明日に違いを生むために、今日何ができるだろう?」という、日々の根本的な問いに答える上でおおいに役立ちました。

2016年から担うグレンモーレンジィとアードベッグのグローバルコミュニケーション部長という新たな役割では、私の経験と憧れが調和しています。ここで活かされている深い市場理解は、かつて10のワイン & スピリッツ ブランドで仕事をしたモスクワ時代に学んだものです。獲得した知識は、戦略的な思考を駆使し、ブランドの前進に向けてチームを力づける上で役立っています。

グレンモーレンジィとアードベッグにはそれぞれ異なった個性があり、私の内には両方の個性が少しずつ宿っていると思います。グレンモーレンジィは果てしない品質の追求で名を知られていますが、私もその哲学を見習おうと努めています。加えて、私はアードベッグの野性的な精神も少々持ち合わせています。コミュニケーション戦略を策定し、お客様に刺激と興味のきっかけをもたらすようなイベントを企画するにあたって、私は常に大胆なアプローチを取ろうと努めてきました。

振り返ってみると、私はLVMHでの歩みを通して、それぞれのブランドの背景にあるクリエイティブな精神を世界に向けて語るよう背中を押されています。