クロエ・チブルカ

(LVMH、施設・店舗の環境マネージャー)

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農業エンジニアとしてトレーニングを受けたクロエ・チブルカは、環境問題はビジネス戦略に不可欠な要素であるとの確信を絶えず抱いてきました。複数の会社で経験を積み、自身でも事業を興した彼女は、その才能と熱意をLVMH環境部門に注ぎ込んでいます。

「LVMHでの私の仕事は、廃棄物やエネルギー、水、輸送、そして製造施設や店舗の持続可能な建設を管理することです。私が掲げる目標は、所属する各メゾンがより効率良くそれぞれの建物を活用できるよう手助けすること、つまり、消費を抑えつつより成果を上げるようにすることです。今はエネルギー消費についてより理解を深めてもらえるよう、世界中のブティックと試験プロジェクトを進めています。そして、グループの製造施設の環境認定といったイニシアチブにも着手しています。

こうしたイニシアチブは、各メゾンの環境担当者の支持によって成り立っています。私は、この直接連携できる関係を評価しています。というのも、すぐ近くでニーズを汲み上げながら進歩する機会を提案するからです。私たちは全員が、ひとつの強い信条を共有していて、それは環境をビジネスの不可欠な要素にすることは節約の源であり、事業を成功に導くというものです。

2012年にスタートしたLVMHの環境プログラムインジケーター (LIFE: LVMH Indicators for the Environment) は、所属する全メゾンで展開されており、この意識を奨励するものです。2015年は大きな革新として、6200万ユーロの炭素基金が発表されました。これは、気候気候変動の原因となる温室効果ガスに経済的価値を置くというもので、エネルギー消費削減のための投資を促進します。

炭素基金の創設は、間違いなく私が最も誇りに思うプロジェクトです。これは、先駆的なツールで、創設している企業はごくわずかです。環境保護というLVMHグループのコミットメントを本当の意味で強化する大きなイニシアチブに自分が関わっているというのは、胸が躍る思いです。」