アンヌ・ピカール

(セリーヌ、中東・ロシア フランチャイズコーディネーター)

© Studio Kippik

リールのEDHEC経営大学院 (マーケティング専攻)、フランス・モード学院 (Institut Français de la Mode)を卒業したアンヌ・ピカールは、製品への愛着を大切にし、セリーヌでのキャリアを積み重ねてきました。彼女は流動性と好機を重視し、いくつもの分野を経験しています。

「製品は、私がセリーヌで積んできた経験の中核的な存在です。製品をすみずみまで知ることが、選択を重ねる上で指針になりました。最初はレザーグッズのプロダクトマネージャーとしてマーケティングの仕事が与えられました。次に購買、その次は販売でした。パリのモンテーニュ通りにある旗艦店で、アシスタントマネージャーを務めたのです。その後、グルネル通りの店舗でストアマネージャーになりました。2014年末には、中東とロシアのフランチャイズを担当するコーディネーターという新しい任務を得ました。

これまでとは異なるタイプの仕事ですが、ここで私は事業家を相手にビジネス感覚を磨くことができ、スキルベースが広がったと思います。セリーヌで 10年間を過ごし、多面的な製品知識を身に付けたおかげで、現在は11のフランチャイズ店舗 (間もなく14店舗に増えます)でセリーヌのアイデンティティを守る業務を任されています。現地では主にパーチェサー、マーケットマネージャーと協力し、本社とは建築、マーチャンダイジング、物流、マーケティング、広報などの部門と協力しながら仕事をしています。

多くの人々を巻き込むには、オープンマインドかつ柔軟な姿勢、それに的確な反応が求められますが、加えて組織をまとめる能力と厳格さも必要です。あらゆる面で高水準な店舗をつくり、「さすがセリーヌ」とお客様が感じる体験を提供し、その結果としてお客様のロイヤリティを高めていくためにも、そのスキルは重要です。私の仕事は「ミッション」ではなく「義務」です。フィービー・フィロがアーティスティック・ディレクターに就任して以来生み出されてきたデザインの品の高さを考えれば、その製品にふさわしい高水準の店舗をつくることが、私たちの責任です。」