Emilio Pucci

Emilio Pucci

Emilio Pucci

「華やかさは私がファッションに採り入れた要素のなかでも最も重要なものです。私はこれを色で表現しています。」
Emilio Pucci

創業:1947年
本社 : Via Fieno, 3 Milan - Italy
ウェブサイト : www.emiliopucci.com

IDENTITY

1914年、フィレンツェで最も歴史がある一家に生を受けたエミリオ・プッチ侯爵は、今日まで影響力を放つ先駆的なビジョンで1950年代のファッションに旋風を巻き起こしました。自身がデザインした、これまでにない革新的な流線型のスキーウェアをハーパース・バザー誌の写真家トニ・フリッセルがツェルマットで撮影した写真によって、思わぬ形でファッションのキャリアをスタートさせたのは1947年のことです。その後すぐにカプリにオープンした一号店では、カプリの解放感と輝く太陽のような色を表現した、シンプルでありながら美しさも兼ね備えたリゾートウェアを取り揃えていました。そのデザインは、マリリン・モンローやソフィア・ローレン、ジャクリーン・ケネディ、グロリア・ギネス、マドンナ、ニコール・キッドマンなど世界の名だたる女性有名人によって称賛されました。

プッチのスキーウェアを着るポッピ・デ・サリスのためにスキー板を固定するエミリオ・プッチ侯爵、ツェルマット、1947年。ハーパース・バザー、1948年12月。 © Toni Frissel. Courtesy Emilio Pucci Archive、フィレンツェ。

ICON

大胆でこれまでにないデザイン、そして当時では革新的ともいえるファッションへのアプローチによって、国際的なファッションプレスから「プリントの王子」というニックネームが贈られます。現代のファッションにも大きな影響を与えるプッチの遺産は、「イタリア製」スタイルを生み出す大きな原動力になるとともに、イタリアのスポーツウェアのコンセプトにも重要な意味をもたらしています。

フィレンツェのパラッツォ・プッチの屋上で1967年春夏コレクションを着たモデル。© Emilio Pucci Archive、フィレンツェ

INSIGHTS

ラウドミア・プッチ (エミリオ・プッチ会長) © Juan Aldabladetrecu

「父はミニマリズム以前からのミニマリストで、ジェット機が飛び交う前からのジェットセッターで、織物技術が確立する以前からの科学者。その先見性と仕立ての大胆さという点で挑発的でした。彼にとってプリントはリズムと動きであり、プリントの中に人から人に伝染する幸福のメッセージを込めたのです。」

LIFESTYLE

エミリオ・プッチはさまざまな要素をクリエイティブに採り入れることで知られていました。ブラニフ航空の斬新なユニフォームや、アポロ15号スペース・ミッションのロゴ、ローゼンタールの磁器、プッチの象徴的なモチーフをプリントしたスプリング・ミルズのバスタオルとハンドメイドのウール製ラグなどへとその才能は拡大していきました。他にも、ウォーリーのヨット用の手描きによる300フィートの帆、カッペリーニとカルテルとの家具プロジェクト、ビザッツァとの芸術的なモザイク、イリー・アート・コレクションとのコラボレーションなどを手掛けています。ラウドミア・プッチのキュレーションとニューヨークのリッツォーリ社の編集により2019年に出版された「Unexpected Pucci」は、ファッションだけにとどまらず、エミリオ・プッチが1960年代から現在まで手掛けた特別なプロジェクトを取り上げています。

プッチのVivara Gennakerがプリントされた、18メートルのウォーリーのセーリング・ヨット – 写真 © Carlo Borlenghi

INSPIRATION

地中海の魅惑的な文化と自然の地形からインスピレーションを受けたプッチは、これまでにない方法で甘美かつ鮮やかな色をデザインに採り入れました。1950年代に生み出された象徴的なプリント、グラフィック、抽象的なデザインはまさに色の万華鏡と呼べるようなものでした。現代アートを参考にした幾何学パターンで自然を表現しながら、シチリアンモザイクや、シエーナのパーリオの紋章が描かれた垂れ幕、バリバティックスとアフリカのモチーフなど身近にあるものからもインスピレーションを受けていました。

エミリオ・プッチ2020年春夏キャンペーン © Emilio Pucci

重要な数字

  • 1950 カプリに一号店をオープンした年
  • 500以上 エミリオ・プッチのアーカイブに保存される色の数
  • 2,000 フィレンツェのサン・ジョバンニ洗礼堂を覆うために使われた最大のプッチ プリントの面積(平方メートル)

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