La Samaritaine

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パリ中心部に建つラ・サマリテーヌは、市民にとって特別な思い入れのある建物。待ち望まれる再生に向け、目下、大胆かつ斬新な改修計画が進められています。

1870年創業
CEO : ジャン-ジャック・ギオニー
本社 : 19, rue de la Monnaie 75001 Paris - France
ウェブサイト : projet.samaritaine.com

IDENTITY

1870年にエルネスト・コニャックとルイーズ・ジェイによって建設されたラ・サマリテーヌは、オスマン男爵によって改造された第二帝政期のパリを想わせます。はっきりと表示された一つの価格、気ままに売り場を歩いて試着できる店内など、ラ・サマリテーヌが取った方針は従来の流通形態を変革するものでした。ルーブル美術館とノートルダム大聖堂の間という絶好のロケーションにあるこのデパートメント・ストアは、アール・ヌーヴォーとアール・デコが調和した記念碑的な建造物として注目を集めました。

安全上の理由により2005年に閉店した後、大規模な改修計画を伴う新たな挑戦を発表。環境に対する革新的なアプローチを取るプロジェクトです。新しいラ・サマリテーヌは、創業者が存在理由の中核として大切にしていたコンセプト、多様性にこだわります。機能、建築形態、建設方法の多様性だけでなく、社会的・世代間の多様性も重視しているのです。ルーブル河岸通りとリヴォリ通りに挟まれた2ブロックを占める建物には、さまざまな活動が集められています。約2年半の改修工事を経たラ・サマリテーヌは、72室を備える5つ星ホテル シュヴァル・ブラン、96戸の公共住宅、オフィス、託児所を併設します。

店舗の中心となるアトリウムとジュルダンによるガラス屋根の改築 © Sanaa

ICON

新しいラ・サマリテーヌが建築面で目指すのは、フランス歴史的記念物補助目録に登録されているこの保護遺産を修復しつつ、その価値を高めることです。2010年にはプリツカー賞を受賞した日本の設計事務所Sanaaに建築設計が委ねられ、フランツ・ジュルダンに始まりアンリ・ソヴァージュが引き継いだ元の創造性を感じさせるデザインに回帰しました。

Sanaa設計による外観はシンプルかつ洗練されたデザイン。建物を囲むファサードのリズムを表現したもの © Cyrille Thomas pour Sanaa

INSIGHTS

マリー-リン・アントニオ (ラ・サマリテーヌCEO) © Gabriel de la Chapelle

「ラ・サマリテーヌは、今なおパリ市民と密接で変わらない結びつきを保っている特別な場所です。旧館の一つには11人の才能溢れる若い写真家のオリジナル作品を展示することで、アーティストには夢を分かち合う機会を提供し、私たちにとっては新たな息吹を必要としているリヴォリ通りのこの界隈の文化シーンを盛り上げる効果が あります。」

SAVOIR FAIRE

歴史ある建造物のすべてのファサードは、老朽箇所の修復後に元の輝きを取り戻します。アルブル-セック通りに面した部分では、現在はストーン調の塗料の下に隠れていたフランツ・ジュルダンの色彩豊かなエナメルタイルが修復されます。ガラス屋根は1905年のオリジナル構造に従って再建され、堂々たる階段やアール・ヌーヴォー装飾、ジュルダン・ホールはかつての壮麗さを取り戻します。またリヴォリ通り館では、アルブル-セック通り側にある17世紀の住宅が整備され公共住宅になります。

失われた装飾を求めて © La Samaritaine
失われた装飾を求めて © La Samaritaine

OUTLOOK

21世紀初頭の現在、ラ・サマリテーヌの改修事業はフォンダシオン ルイ・ヴィトンと並ぶ、ヨーロッパ最大規模の建築プロジェクトであり、パリの国際的な地位を高めるものです。このプロジェクトは、LVMHグループ企業であるラ・サマリテーヌが100%出資して実施しています。

重要な数字

  • 500 改修プロジェクトの費用
    (単位:百万ユーロ)
  • 1,800 改修工事の現場で
    働く人数
    (ピーク時期)
  • 4,400 新規オープンで
    生み出される雇用の数

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