LVMH x ビバテック2019 – 2日目:イノベーションの表彰

LVMH

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午前10時:LVMHイノベーションアワードの優勝者がついに発表されます。LVMHは、明日のカスタマーエクスペリエンスを生み出すという課題に対する回答の質と熱意を基に、9カ国のスタートアップ30社をあらかじめ選出していました。

ベルナール・アルノー (LVMH会長兼CEO) とイアン・ロジャース (チーフデジタルオフィサー) は、その中から3DLOOKを優勝者として賞品と一緒に紹介しました。同社はアパレルリテール等の業界を対象としたモバイル型のボディスキャニング技術を専門としています。。

LVMHの各メゾンは長年引き継がれてきた伝統を現代に合わせることで革新を続けているため、ビバテクノロジーはグループにとってその革新を共有するごく自然な舞台でした。

© Gwenn Dubourthoumieu

伝統としてのイノベーション

世界随一のラグジュアリーグループであるからには、業界の伝統とサヴォアフェールを保全する責任があります。また、グループには新たなプロセスを、往々にして昔から伝わるサヴォアフェールと貴重な素材にアプローチする新たな方法を、探し続けることも求められています。

2日目の最初の講演者、ジュリアン・トルナール (時計メーカー ゼニス社長) は、1865年 (メゾンの創業年) に遡る伝統と21世紀のテクノロジーの出会いについて話し、職人の情熱がいかに技能の継続的な進化に役立ったかを想起させました。

ローラ・ブルデーゼ (アクア ディ パルマ社長) は、デジタルアシスタントがブランドと消費者の固い絆を強化できることを示し、同社の理容の世界とGoogle HomeやAlexaといったアシスタントとの統合について説明しました。

ルイナールについては、セシル・リフォー (ルイナール国際マーケティング責任者) とオレリー・ドレ (ルイナール デジタル & コンシューマーエンゲージメント担当マネージャー) が、同社がいかに伝統と現代性を組み合わせつつ、ラグジュアリーとデジタルコンテンツの結びつきを強化したかを説明しました。

© Gwenn Dubourthoumieu

ブランドがストーリーを語るための新しい方法

その後、ジャン=ドニ・マリアーニ (ゲラン チーフデジタルオフィサー) がデジタルの進展がストーリーテリングを豊かにするという話題を取り上げ、同チームが香水の発表で最近得た体験を紹介しました。

ウブロとブルガリは独自の埋没型戦略を披露しました。ウブロが紹介した「デジタルブティック」は、顧客がメゾンと直接やりとりできる360度のバーチャルリアリティー。一方ブルガリが紹介したTovchは、IoTの中心にラグジュアリーを投入するデバイスです。

細部へのこだわり

往々にして消費者には見えない最新技術にも光が当てられました。レスリー・セレロ (ディオール グローバルクライアントデベロップメント・マーケティング・Eリテール担当シニア・バイスプレジデント) は、高級品業界に特有のデータ収集問題を、人工知能に関する話によって描き出しました。

ヘネシーのブドウ畑で利用されるロボット工学は、グザヴィエ・ポワトゥ (研究 & イノベーション・コーディネーター) とギヨーム・デルプラ (ブドウ畑市場製品マネージャー) が取り上げたトピックでした。二人は、ロボット「TED」のおかげでメゾンが「殺虫剤ゼロ」の目標を達成できそうだと説明しました。

© Gwenn Dubourthoumieu

起業家精神への情熱

起業家精神を巡っては、午後、レティシア・ロッシュ=グルネ (LVMH ビジネスシナジー・ディレクター) とレア・ボダン (LVMH社内事業家) がDAREプログラムについて意見を交わしました。このプログラムは社内のイノベーションを促進するグループの企業文化における革命です。

その後、レティシア・ロッシュ=グルネにオリヴィエ・ル・ガルランテゼック (LVMHデジタル部門パートナーシップ・ディレクター) およびLVMHがパリのステーションFにおける「ラ・メゾン・デ・スタートアップ」支援プログラムの一環として育てるスタートアップ3社が加わり、それぞれの経験を話し合いました。

ビバテクノロジー2019の最終日となる3日目、LVMHパヴィヨンにおいでください。発見、革新、サヴォアフェール、起業家精神に満ちた一般公開となります!未来はすぐそこに…