2019年、リーダーシップがLVMHの成長と革新を促進

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LVMHでは、リーダーシップに実績が根付いています。担当チームを鼓舞するビジョンと能力を持つリーダーたちがグループの全社員を率いて、組織全体の野心的な目標達成を可能にしているのです。こうした起業家精神は、リスクに立ち向かう勇気と忍耐力を促します。このような姿勢には、実利的な思考と、チームのやる気を高める能力が必要です。常に一歩先んじていることが求められ、絶えず進化し続ける競争環境で優位に立つために、チームを率いなければなりません。ベルモンドおよびシャトー・デュ・ガルペの獲得から、フェンティの発表、そしてパトゥのルネッサンスから中国国際輸入博覧会 (CIIE) とのパートナーシップ提携まで、LVMHと加盟メゾンは2019年を通して、そのDNAに息づく起業家精神を明らかにしました。

ビバ・テクノロジー2019で授与された第4回LVMHイノベーションアワード

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卓越性の重視というLVMHの姿勢は、優れた才能を持つ人々との協働、そして最も高度な技術に関する専門性の育成に重点を置いた長期的なビジョンから生まれます。LVMHイノベーションアワードは、将来有望なスタートアップ企業を見出してその発展を支援するとともに、LVMH加盟メゾンとそれらの企業との有意義な交流を促進するために創設されました。同アワードは2017年以来、ラグジュアリー業界に関連のある優秀なソリューションを称え、ビバ・テクノロジーの開催中にスタートアップ企業に授与されています。2019年のアワードのテーマは「未来のカスタマーエクスペリエンスの構築 (Crafting the Customer Experience of Tomorrow)」でした。「今年のアワードには数百組の候補がいましたが、そのうち大多数がフランス国外からの応募でした。こうした人気は、このアワードが成功していることの証に他なりません。優れたイノベーションが披露される世界屈指の舞台で、これらの若いスタートアップ企業に極めて大きな注目を集めることができるからです」と、 イアン・ロジャース (LVMH最高デジタル責任者) は言います。
5月17日、アパレルリテール向けのモバイルボディスキャン技術を専門とするスタートアップ企業、3DLOOKに同アワードが授与されました。3DLOOKには、企業の発展を促すために、STATION FインキュベーターでのLa Maison des Startupsに参加する機会が与えられ、LVMHグループから1年間のカスタマイズサポートが提供されます。

LVMHが中国国際輸入博覧会 (CIIE) の主要パートナーに

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LVMHおよび13の加盟メゾンが、中国国際輸入博覧会 (CIIE) に初めて参加しました。CIIEは、中国と諸外国の間における取引の促進と、協力体制の強化を目的とする大規模なイベントです。 中国の習近平国家主席と、フランスのエマニュエル・マクロン大統領によって開会され、中国とフランスの国交55周年を記念したこのイベントは、間違いなく、LVMHにとって2019年のハイライトの一つとなりました。世界最大級のラグジュアリー製品グループであり、フランスが誇るノウハウと革新を担うLVMHが、このように象徴的な意義を持つCIIEのパートナーとなったのは当然のことでした。LVMHは上海国家会展中心に500平米のパビリオンを構え、加盟メゾンと共に、革新と遺産を融合させるそのユニークな才能を披露しました。

LVMHがロンドンと東京で研修プログラムを実施

2017年、LVMHはDARE (Disrupt Act Risk to be an Entrepreneur) を立ち上げました。これは、社員の才能こそが、革新と卓越性の実現を促進する創造性の貴重な源であるという強い信念を反映したものです。この取り組みにより、LVMHグループ全体で様々な職務に就く社員が各自の革新的なビジョンを表現し、それを具体的なプロジェクトに変貌させることが可能になります。

2019年10月初頭、ロンドンで開催されたこのDAREプログラムに、ヨーロッパ、中東、アフリカ(EMEA) に所属するLVMHのマネージャーたちが初めて参加しました。ロンドンでのプログラムは、メイフェア地区の華麗なLVMHハウスで開催されました。この会場は、LVMHグループおよびそのマネージャーたちが持つ発展の可能性を示す、卓越性の象徴です。EMEA地域を拠点とするLVMH社員13,000人が、顧客体験の再構築に向けた各自のアイデアを提案するようにとの依頼を受けました。そして、選ばれた60人の有能な社員たちが、セントラル・セント・マーチンズおよびインペリアル・カレッジ・ロンドンの学生たちと密接に連携し、それぞれのアイデアをビジネスプランへと変貌させました。その後、参加者たちは各自のアイデアについてメンターから指導を受けた後、審査員団へのプロジェクト発表に挑みました。

11月中旬には、アジア太平洋地域のLVMHから優秀な社員たちが集まり、3日間にわたって新たなDAREに参加しました。会場となった東京のAoyama Treehouseは、マインドフィットネスによりイノベーショ ンを生み出すためのコミュニティです。参加者たちには、各自の創造性を活かし、未来の小売業を想像するという課題が与えられまた。日本およびアジア太平洋地域は、LVMHにとって急速に成長しつつある戦略的市場であり、この課題は同地域における主要なテーマとなっています。日本で開催されたこのDAREで優勝した3つのプロジェクトは、カスタマイズされたサービス、環境に一段と配慮したギフト、そして製品ライフサイクルの終了に対処するより優れたソリューションを取り入れ、店舗での体験を改革するものでした。

メゾンジャン・パトゥのルネッサンス

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2018年9月、LVMHはメゾン ジャン・パトゥのプレタポルテ事業を活性化させるべく、同メゾンを傘下に収めました。数ヵ月後の2019年5月、このクチュールメゾンが新しいビジュアルアイデンティティと新名称「パトゥ」を発表しました。メゾン ジャン・パトゥは長年にわたり、マーク・ボアン、カール・ラガーフェルド、ジャン-ポール・ゴルチエ、クリスチャン・ラクロワなどのデザイナーを採用し、ファッションメゾンとしての地位を確立しました。現在は、後継者としてギョーム・アンリが新しいアーティスティック・ディレクターに就任しています。2019年9月、ギョーム・アンリがパトゥの最初のコレクションを発表し、パリ ファッションウィークの最中に大きな反響を巻き起こしました。このコレクションでは、スポーツグッズブランドのルコックスポルティフと提携して創作されたボクシングシューズや、メゾン パトゥらしい小粋なトーンのシルエットを持ったプラットフォームパンプスなどの大胆なアイテムが、上品なパリジャンのエレガンスが漂うワードローブを一段と引き立てていました。

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フェンティは、常識の限界を超えた、世界規模のコミュニティにインスピレーションを得て誕生しました。コンセプトは、しきたりやルールに縛られない根本的な自由です。2019年5月、LVMHは、リアーナと共に創設した新しい高級プレタポルテメゾン「フェンティ」の誕生を発表しました。21世紀のラグジュアリーブランドであるフェンティは、シンプルでありながら上質な素材を用いて、クラシックなシルエットを現代的にアレンジすることで、ラグジュアリーという概念を新しく進化させます。フェンティはデジタルフラッグシップ (www.FENTY.com) を通して事業を展開しながら、期間限定ブティックを活用して商品をリリースし、実店舗およびオンラインの両顧客にユニークな体験を提供します。商品リリースには、特別エディションのアイテムと主要アイテムが含まれる予定です。

ベルモンドがラグジュアリーホスピタリティの分野でLVMHの存在を拡大

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1976年、ベネツィアのホテル チプリアーニの取得を機に創立されたベルモンドは、極上のホテルと旅行体験を提供しています。その範囲は、世界で最もインスピレーションに満ちた魅力的な場所を舞台とし、列車や河川クルーズ、そしてサファリなど多岐にわたります。2019年4月にベルモンドがLVMHグループの傘下となったことで、新しい究極のラグジュアリー体験が約束され、シュヴァル・ブランのメゾンおよびブルガリのホテルが提案する宿泊体験に加えて一段と選択肢が広がることになります。また、ベルモンドの加盟により、ブラジルのイグアスの滝、失われた都市マチュピチュ、財宝で有名なペルーのクスコ、フィレンツェにあるフィエーゾレの丘など、すばらしい旅先でLVMHが提供するユニークな体験がさらに充実するでしょう。

コート・ド・プロヴァンスのクリュ・クラッセに格付けされるシャトー・デュ・ガルペがLVMHの傘下に

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ラ・ロンド=レ=モールの海岸沿いに位置するシャトー・デュ・ガルペは、地中海のポロクロル島、ポールクロ島、ルヴァン島の対岸の塩田にも近く、絶好のロケーションに恵まれています。17世紀末にはすでにその評価が記録されており、穏やかな潮風がブドウの木を活性化させる微気候の恩恵を受け、エレガントなワイン造りと安定した生産高を誇ります。89ヘクタールの未工作地を持つシャトー・デュ・ガルペには、ワインとスピリッツの世界におけるリーダーたちにとって非常に魅力的な、自然の生態系が広がっています。LVMHは、2019年にこのすばらしいコート・ド・プロヴァンスのクリュ・クラッセをグループに迎えたことを誇りに思います。

LVMHが、米国の一流ジュエラーであるティファニーの買収を実現

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11月末、LVMHとティファニー (Tiffany & Co.) が、LVMHが米国の一流ジュエラーであるティファニーを1株135ドルの現金で買収するという最終的な合意を発表しました。2020年中旬に完了するとみられるこの取引は、総額約147億ユーロに相当します。ティファニーの買収はLVHMの史上最大の取引であり、高級ジュエリー部門における同グループの地位を強化し、米国での知名度をさらに高めることにつながる見込みです。

ベルナール・アルノー (LVMH会長兼CEO) は、「私たちは、ティファニーに対し深い敬意と称賛の念を抱いています。そして、このジュエラーを発展させるために、すべての加盟メゾンに対するものと同じ情熱を注ぎ、責任を果たす所存です。LVMH傘下のアイコニックなブランドにティファニーが加わることは、私たちの誇りとなるでしょう。ティファニーが、この先の世紀にも繁栄し続けることを期待しています」と述べました。