「Unexpected Pucci」:ファッションにとどまらないエミリオ・プッチの世界にスポットライトを当てた新刊書

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フィレンツェのファッションメゾン、エミリオ・プッチが、ファッションにとどまらないメゾンの遍歴を記した新刊書 「Unexpected Pucci」 を発表しました。ニューヨークのリッツォーリ社より出版されるこの本は、メゾンのバイスプレジデント兼イメージ・ディレクターのラウドミア・プッチが監修を担当。1960年代から現在までに取り組んできたインテリアデザインやアートに関する主なプロジェクトについて詳しく紹介しています。

「Unexpected Pucci」 では、地中海カラーやシルクのスカーフから、アートおよびデザイン分野の国際的なリーダーたちとの画期的なパートナーシップにいたる、プッチのアーティスティックな遍歴を遡ります。ラグ、磁器、アート、アーティスティックなコラボレーションを章ごとに解説していきます。

「この本は、プッチの世界の驚くべき多様性を伝えています。これらの作品は、長年にわたって、私たちのファッション メゾンの重要な期間を飾ってきました。こうした一流のコラボレーションから生まれたクリエイティブな財産を、特に新たな世代の才能と共有することに心が躍ります」と、メゾンのバイスプレジデント兼イメージ・ディレクター、ラウドミア・プッチは語ります。

© Emilio Pucci

「Unexpected Pucci」 には、1970年に初めてブエノスアイレスの国立装飾芸術博物館で公開されたメゾンのアーカイブで再発見されたプッチのラグ、宝飾品に特化した章があります。これらはブランドの歴史的なプリント(オヴァリ、オッチ、ジャルディーノ、ランボルギーニ、メネリク、ハワイ)で復刻されており、プッチ宮に展示されています。

磁器に関する章では、ローゼンタールとのコラボレーションで生まれた名作のストーリーを紹介。ぺブルモチーフなど、コーヒーセットやティーセット、花瓶、食器に施されたアイコン的なプッチ柄を取り上げています。最後の章には、トップクラスのホームウェアやインテリアデザインのブランドとのコラボレーションとパートナーシップが年代順に記録されています。

© Emilio Pucci

エミリオ・プッチのプリントは、ビザッツァとのコラボレーションにより、インテリアやスイミングプール向けの装飾用パネルへと変わりました。また、ピエロ・リッソーニによるプールサイド コレクションといった、独特な座席のデザインに関するコラボレーションも行いました。2014年には、フィレンツェのブランド、カルテルが、フランスの有名クリエーター兼デザイナー、フィリップ・スタルクがデザインしたアイコン的な「マダムチェア」を発表しました。

「Unexpected Pucci」 の発表を記念して、この本で詳しく紹介されている作品を取り上げ、プッチ宮で展示品を制作。グラフィックなトレ柄からインスピレーションを得たラビリンスに配置されています。初公開となる、創業者エミリオ・プッチ自身からインスピレーションを得た磁器、ラグ、アート作品も展示しています。

© Emilio Pucci