Chandon
Australia
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1980年代の初頭、シャンドン カリフォルニアの創業を果たしたジョン ライトとフィリップ クーロンは、国内及びアジア市場を視野に入れ、オーストラリアを現地とアジア市場への期待を込め、メゾンの新たな目的地に定めました。1986年、2人はヴィクトリア州のヤラ バレーにシャンドン オーストラリアを開設し、醸造家として著名なトニー ジョーダンにワイン造りを依頼しました。
創業：1986年
エステートディレクター : スーザン･コードリー
本社 : 727 Maroondah Hwy, Coldstream VIC 3770 - Australia
ウェブサイト : www.chandon.com.au
IDENTITY
1980年代の半ば、オーストラリアでは既にスティルワインの伝統が確立されていました。高品質のオーストラリア産赤ワインは国内の消費者から愛されていました。しかし、スパークリングワインの背景はそれとは異なります。
まずは土地探しから始めなければなりませんでした。シャンドン オーストラリアの初代最高醸造責任者に就任したトニー ジョーダンが求めたのは冷涼な気候の地域でした。テロワール (土壌) と気候の多様性が、ブレンドの選択肢を豊かにする条件だからです。
ジョーダンが見つけたグリーンポイントは、メルボルンから北東に車で1時間、ヤラ バレーの中心にあるコールドストリームに建つ、荒れ果てたエステートでした。彼はこの地に大きな可能性を見いだしました。
ICON
シャンドン ヴィンテージ ブリュット
シャンドン･オーストラリアが初めて世に送り出したスパークリングワイン。柔らかさ、みずみずしさ、クリーミーさがあり、驚くほどの余韻とフィネスを感じさせます。シャンドン･オーストラリアのブドウ栽培、伝統、サヴォアフェールを物語る1本です。
INSIGHTS
「スパークリングワイン造りは、ベースワインのテイスティングからブレンドにいたるまで、非常に難しく技術を要します。ある種の繊細さと未来を占うかのような要素があり、そこに魅力を感じています。
シャンドンは何よりも、その土地の個性を反映したワイン造りを大切にしています。ワイン造りのトリックではなく、果実の特徴にフォーカスしているのです。ブドウ畑を生き生きと輝かせることが私たちの願いです。
オーストラリアでシャンパーニュを再現するのではなく、最高のオーストラリア産スパークリングワインを造っているのです」
エステートへようこそ
シャンドン･オーストラリアが建つヤラ バレーのグリーンポイントは、メルボルンから車で約1時間。訪れる人は見事な景観によって迎えられます。
セルフガイドツアーでは、先駆的なビジョンと高品質なスパークリングワインを造るクラフツマンシップに触れることができます。
敷地内には美しいレストランも。ミシュラン3つ星を獲得したマルセイユのル･プティ･ニース･パセダをはじめ英仏のレストランで経験を積んだジョシュア･スミス シェフが腕をふるうモダンなフレンチ･オーストラリア料理を楽しめます。
けれど、シャンドン･オーストラリアのスパークリングワインは決して堅苦しいものではありません。大皿をシェアできるバーや、ヤラ バレーの景色を楽しめるテラスも用意されています。
持続可能な責任ある未来のために
1986年の創業以来、シャンドン オーストラリアは、エステート内の約5kmに及ぶ川の流域と希少な湿地帯をはじめ、脆弱な生態系の保護と修復に力を注いできました。地域団体や政府機関と協力し、エステートには2万本を超える在来種の木々が植樹されています。
2012年にはサスティナブル・ワイングローイング・オーストラリアの認証を取得。これは生物多様性の管理、化学薬品の使用、大気汚染、水の使用量削減、病害虫のモニタリングといった基準を満たすオーストラリアワインの生産者を認証する制度です。
現在、この土地を管理する者として、シャンドン オーストラリアには自然が与えてくれた素晴らしい資源を守るという栄誉ある責任を果たしています。
重要な数字
-
1986 グリーンポイントの
ブドウ畑の広さ (ヘクタール) -
95 点
ハリデー ワインコンクール 2020でシャンドン レイト ディスゴージド ロゼ 2009が獲得したスコア -
12 カ月
シャンドン･オーストラリアのスパークリングワインの瓶内熟成にかける最低期間。シャルドネ、ピノ ノワール、ムニエを使用しています。
お酒は20歳を過ぎてから。飲酒運転は法律で禁止されています。お酒は楽しく適量を。
妊娠中や授乳期の飲酒は、胎児･乳児の発育に悪影響を与えるおそれがあります。