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事業ミックスと、地域バランスの最適化で、安定かつ継続的に成長

事業ミックスによる相T互補完性

LVMHの継続的な成長の背景には、グループ経営の強みともいえる「ポートフォリオマネージメント」を可能にした経営戦略があります。ポートフォリオマネージメントにおいては、まず事業(ブランド)ミックスによる相互補完性があげられます。
LVMHの2009年度売上構成をみると、ワイン&スピリッツ事業は約16%、ファッション&レザーグッズが約37%、パフューム&コスメティックスは約16%と極めてバランス良く保たれています。グループの経営は、一見全く異なる性格をもつ事業の組み合わせによってなされていますが、安定的な底堅さをもつワイン&スピリッツ事業と、新製品を成功させるか否かという点で多少のリスクを伴う他の事業が、全体として相互補完することで、業績面の安定性をもたらしています。

グループならではの、
事業ミックスによる相互補完性。
※2009年度業績に基づく(2009年度平均換算レート使用)

最適な地域バランスを目指し事業の国際化を推進

また、LVMHのポートフォリオ戦略は、事業の国際化を積極的に進めて、地域バランスの最適化を図るという点でも注目されるべきものがあります。LVMHは売上の86%をフランス以外から獲得していますが、地域別の売上高は、アメリカ23%、フランス14%、日本10%(以上2009年度決算)など、主要市場における売上高においてもほどよいバランスを見せています。

日本をはじめとするアジア・マーケットの重要性

2009年度のLVMH全体の売上高においてアジア地区は、33%を占めており、日本を含むアジアのマーケットは、LVMHにおける重要拠点として位置づけられています。
日本国内における売上高は、全世界の10%ですが、北米、ヨーロッパ、さらにアジア、ハワイ等における日本人の購買力を考慮すると、日本市場は極めて重要であると言えます。さらに膨大な人口を抱え、経済成長を続ける巨大市場中国においては、将来性の高いマーケットとして戦略的な事業展開を図っています。

重要な市場 ― 日本をはじめとするアジア・マーケット。
※2009年度業績に基づく

2009年度の実績

2009年の連結売上高はほぼ横ばいだったものの、世界規模の景気低迷にもかかわらず、中国をはじめとする新しい市場において力強い成長を遂げ、ヨーロッパ市場でも回復を示しました。また、基幹ブランドのルイ・ヴィトンも2ケタ増と過去最高の売り上げを記録し、第4四半期には、全てのセクターにおいて顕著な業績の回復がみられました。
グループの売上高は、17,053百万ユ-ロ(約2兆2,227億円、2009年平均換算レート=130.34円使用)、営業利益は、3,352百万ユーロ(4,369億円)を計上しました。

2009年度の実績

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